俺が作ったチンコが暴れだした

俺が作ったチンコが暴れ出した


田中:ロボット関係の企業に勤める技術者。
春美:田中の彼女。
山田:アダルト商品の開発に携わる技術者。
明子:山田の彼女。


【シーンA−1】

田中「僕の名前は田中マサノリ。とある企業のエンジニアだ。
   僕はロボットを作っている。僕は、自分の仕事に誇りを持っている」

  場面は高級レストランかどこか。
  田中と春美はテーブルで食事をしている。

田中「今日で、僕達が出会って3年になるね」
春美「そうね」
田中「これからもよろしくね」
春美「こちらこそ、よろしくね」
田中「今日は久しぶりの休日だ。ゆっくり楽しもう」
春美「ええ」

  突然、田中の携帯電話が鳴る。(スマートフォン)
  田中、携帯電話の画面を見る。

田中「会社から電話だ」

  田中、電話に出る。
  しばらく話を聞いている。深刻な顔。
  
田中「僕が開発したロボットが暴走している? わかりました」

  田中、電話を切る。

春美「どうしたの? 仕事?」
田中「ああ。会社からの呼び出しだ。現場でトラブルが発生したみたいで。
   社長が試乗したロボットが暴れ出したらしい」
春美「そう。行くのね」
田中「ああ。仕事だからな」
春美「そう。・・・がんばってね。いってらっしゃい」
田中「ありがとう。この埋め合わせは必ずするから。いってきます」

  田中、走って出ていく。

田中「僕は技術者だ。工場の、技術担当。平日も夜は遅くまで働いてるし、
   現場でトラブルがあれば休日でも夜中でも構わず呼び出される。
   やりがいがある仕事だとは思うけど、辛いときだってある。
   彼女と過ごす時間を削られてしまうのが、僕の心苦しいところではある。
   でも、僕にとってロボットも大切なんだ。だってこれが、僕の仕事なんだから」

田中「それでもあの日は、彼女とケンカをしてしまったんだ」

春美「こんなこと言いたくないけど、私と、仕事、どっちが大切なのよ・・・」
田中「そんなの選べないよ。春美も、仕事もどっちも大切だよ」
春美「だってあなたの頭のなかはロボットのことばかり。
   ロボ、ロボ、ロボ、ロボ、あなたそればっかりじゃない。
   あなたのこと支えてきたし、邪魔はしたくない。
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