☆King is Alice★
裕輔(ゆうすけ)…賢い学生
晶良(あきら)…気の弱い学生、裕輔の友人
淳(じゅん)…中堅の芸人
哲生(てつお)…中堅の芸人、淳の相方
アリスの主人…“語り人”も兼ねる

その他…アリス1・2、女性、若手芸人(最後のみ、2人)


幕が開く。
下手花道、語り人(アリスの主人)がいる。

語り「これは、今から10年ほど前の話になる。クリスマスになると、ある絵本が売り出されて
   いる。その名は、『人柱アリス』だ。その本を取った者たちは皆、次の年には謎の失踪を
   遂げていた。そんな事が始まってから早7年が過ぎた…いや。そんな事は、まだ言っては
   ならない…さて、舞台の始まりだ…時は2000年のクリスマス…さあ、“アリス”よ。
   今、よみがえる時…!」

舞台に手をやる語り人。
下手花道終了。

舞台。
下手ピン、裕輔がいる。

あき「あっ、裕輔!」

上手ピン、晶良が走って入る。

ゆう「おー、晶良!遅いよーっ!」
あき「ゴメンゴメン!裕輔、例の服持って来た?」
ゆう「持って来たよ。どのくらい探したと思ってるの!」
あき「もー、分かったよ。」
ゆう「ちなみに、遅刻の理由は?」
あき「レポートが終わらなかったんだよ。」
ゆう「ふーん…そっか。」
あき「…ゴメンな。僕がこんなにも頭悪くて…!」

晶良、うずくまる。

ゆう「あー、泣かないで!」

裕輔、晶良の頭をさする。
この辺りで、アリスの主人(マント姿)が入る。

ゆう「よしよし…大丈夫だからね?」
あき「うん、ゴメン…」
ゆう「…あれっ?」
あき「裕輔、どうかした?」
ゆう「いや…あれって何だろ?」

裕輔、アリスの主人を指差す。
晶良はその方を見る。

舞台明転

ゆう「あの人…誰だろう?」
あき「さあ…聞いてみよっか?」
ゆう「う、うん…」

晶良、アリスの主人の方に行く。
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