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Killer Vampire 〜堕天使の騎士〜

明良（アキラ）…高校2年生、あだ名は「アッキー」
一紀（カズキ）…アルバイター、あだ名は「カズくん」
貴己（タカミ）…アルバイター、あだ名は「タカちゃん」
裕人（ユウト）…高校3年生、貴己の弟、あだ名は「ユウくん」
南歩（ナミホ）…高校3年生、裕人の同級生、あだ名は「ナミちゃん」
南波（ミナミ）…中学3年生、あだ名は「ミナちゃん」
広未（ヒロミ）…事務所の見張り番、あだ名は「ヒロちゃん」
史斗（フミト）…広未の執事？、あだ名は「フミ」

他…ハンターＡ

照明、南波に当たる。（ピン）
そこに、ハンターＡが入る。

ハンターＡ「ねえ、そこのお嬢ちゃん？」
ミナミ「何ですか？」
ハンターＡ「申し訳ないんだが、俺は…君を殺す！」
ミナミ「イヤだ…やめて！」

ハンターＡ、南波に襲いかかる。
それと同時に照明が消える。

アキラ「ちょっと待った！！」
ハンターＡ「だ、誰だ…うわぁっ！？」

暗闇の中、明良が走って入る。
殴る音（音響）

ハンターＡ「ぎゃあぁぁぁ！！」
アキラ「日向派のヴァンパイアハンターめ、俺が殺し続けるぞ。このキラーヴァンパイアがな！」

明転
明良・南波がいる。
南波、ヒザから崩れ落ちる。

アキラ「ふう…あ、大丈夫だった？」
ミナミ「う…うぅ…」
アキラ「あぁ、怖かったな？もう大丈夫だからな。僕の事務所にいた方が良いな、一緒に行くか？」
ミナミ「…でも…いいの？」
アキラ「大丈夫だよ。僕の仲間はとてもいい人たちだからね？」

南波、明良と手をつないではける。
暗転

アキラ「この世界には、いくつもの人格が宿っている。」
カズキ「普通の人間など、至っていつものような人がいる。」
タカミ「しかしそれとは違って、ある世界では「ヴァンパイア」が潜んでいる事もある。」
ユウト「ヴァンパイア全体に一致する『桐生派』、ヴァンパイアハンター全体に一致する『日向派』だ。」
ナミホ「そのヴァンパイアの中で、レベルが一番上と言われる者たちがいた。」
５人　「（同時に）その者たちこそ、「キラーヴァンパイア」なのだ…」

明転
一紀・貴己・裕人・南歩がいる。
明良・南波、入る。

アキラ「ただいまぁ…」
ナミホ「もー、アッキー遅いよ！」
タカミ「ずっと待ってたんだよ…ってその子は？」
アキラ「それがさ、ハンターに殺されそうになってたんだ。それで僕が助けたってワケ。」

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