嘘だけど(ガールズ編2)
【ダブクラ・幕SHOWオンラインバトルver】
嘘だけど(ガールズ編)
本音と建前という、よくある話。
「 」のセリフが上っ面の会話で、『 』が心の中で思っているような本音。
だんだんと本音と建前は入り混じっていき・・・
/
女が二人、カフェのような場所で雑談をしている。
傍らには黒い服を着た、「心の声」の代弁者が佇んでいる。
代弁者は黒い台本を手に持っている。
『 』の中の心の声は、彼らが代弁する。
女1『私と綾は、高校の時からの親友。趣味がこんなに合う友達は綾だけだ』
女2『今日は由美と二人でランチ。こんなに会話の弾む友達は他にはいないなあ』
間。
女1、2『あー、恋がしたい・・・』
雑談をしている二人。
女1「やっぱさ、ロハスな生活っていうの?このお店みたいにさ、
オーガニックな食事したりとか、自然な生活していくっていいよねー。
いや流行りだからとかじゃなくてさ、そういうのを生涯続けていくのが、
本当の美であり、健康だと思うの。
私もさ、最近コンビニなるべく利用せずに、オーガニック食してるんだー。」
『嘘だけど。』
女2「あー、やってそうだよね、由美肌すごい綺麗だもん。」
『嘘だけど。』
女1「いやいや綾ニキビとか全然ないじゃん、うらやましいー。」
『嘘だけど。』
女2「もー化粧しないと全然隠せないし。すっぴんの由美がうらやましいよ。」
『嘘だけど。』
女1「いやあ化粧の技術がある方がうらやましいって」
『嘘だけど。』
女2「ていうか、その髪型、かわいいよねー。ナチュラルな感じで。」
『嘘だけど。』
女1「綾の爪も、カラフルでかわいいー。」
『嘘だけど。』
女2「なんか格好も、学生風でかわいいよねー。」
『嘘だけど。』
女1「綾も、爪とスカートと色あってるよね。大人っぽくておしゃれー。」
『嘘だけど。』
女2「やっぱさ、自分とテイスト違うから参考になるなー。」
『嘘だけど。』
女1「あーわかるー。私もいつも参考にしてるよー。」
『嘘だけど。』
女2「一緒に買い物とか行ったら盛り上がりそうだよね。」
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