学園美少女選択男子仮想遊戯
『学園美少女選択男子仮想遊戯』

モテモテの男と三人の美少女の話。主人公は三人に猛烈にアタックされてタイヘンなことに……

主人公・有松ショウイチロウ
幼なじみで甘えん坊な後輩・長瀬アキ
ツンデレで学級委員長なクラスメイト・今泉ユキ
学園のアイドルで色っぽい先輩・高橋トモ


アリ「俺の名前は有松ショウイチロウ。ごく普通の高校2年生だ。(※かっこつけようとして全然格好がついていないかっこのつけ方でかっこつける)。俺の最近の悩みは、俺の周りの女共がちょっとウザってえこと(※的かっこつけ)。まあみんな顔はかわいいし、学校の男共からは結構人気が高いみたいだけど……。でも俺、今カバディにしか興味ねえから。(反復横飛びしながらカバディと連呼する)」
アキ「しょーいちくーん、いーこーおー」
アリ「(反復横飛びに夢中)」
アキ「しょーいちくんっ!」
アリ「カバディカバディ」
アキ「お兄ちゃん!」
アリ「その呼び方止めろって言ってるだろ」
アキ「だって、お兄ちゃんはお兄ちゃんだよ?」
アリ「やめろよ。有松先輩、だろ?」
アキ「はーい、そうでした。アキまた間違っちゃった、テへ(舌をだして頭をこつく)」

アリ、ちょっとかわいいなあって感じで視線をそらす。

アリ「(客席に)こいつは長瀬アキ、俺の幼なじみでいっこ下。家が隣で昔は妹みたいに思ってたけど、最近はちょっとかわいくなってきてやんの」

アキ、かわいらしく客席に向かってアピール。ここからアドリブ。上目づかいを忘れずに。

アキ「有松先輩」
アリ「なんだよ?」
アキ「カバディの朝練、いつまでやるんですか?学校、遅刻しちゃいますよ」
アリ「もう少しやってから行く。今ちょうど調子が出てきたところなんだ」
アキ「もう、しょういちくんったら……そういうがんばりやさんなとこ、好きだよ」
アリ「ん?何か言ったか?」
アキ「別に。なんでもないよ。あー、いっけない!アキ今日日直だった!早く行かなきゃ。じゃあしょーいちくん、先に行ってるね」

アキ、女の子走りではける。

アリ「有松先輩だろ!たく……(※的いい笑顔)」

アリ、再び練習を始める。
すると、ユキがカニ歩きでゆっくり登場。

アリ「カバディカバディ」
ユキ「(小さい声で)お、おはよ」
アリ「カバディカバディ」
ユキ「(もう少し大きい声で)おはよう」
アリ「蒲焼き蒲焼き」
ユキ「(大声で)おはよう!」
アリ「おお、なんだ委員長か。おはよう」
ユキ「お、おはよう」
アリ「委員長こんなところで何してるんだ?」
ユキ「べ、別に。ただちょっとこっちに用事があって……」
アリ「そっか」
ユキ「別にあんたの顔見に来たわけじゃないんだからね!」
アリ「え?そんなの、わかってるよ」
ユキ「わかってないわよ……バカ」
アリ「何か言ったか?」
ユキ「べ、別に!なんでも、ないわよ……」
アリ「(客席に)こいつの名前は今泉ユキ。俺と同じクラスで学級委員長をやってる。いつもはなんかピリピリしてるけど根は真面目な奴で、よく宿題を見せてもらったりしてる。最近よく話しかけられるんだけど……(含みを持たせた間)気のせい、かな?」

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