ギャルとオタクとケツァルコアトル
コント「ギャルとオタクとケツァルコアトル」
【あおり文】
「購買のパンをめぐって始まる、光速トークバトル!
ギャルは“説ある~”で畳みかけ、
オタクは“ケツァルコアトル”で巻き返す!?
教室が爆笑に包まれる、新感覚コントここに誕生!」
【登場人物】
オタク君:メガネで冴えないオタク。心の中では饒舌でテンション高め。( )の中は心の中の独白。
ギャルや陽キャは苦手と言いつつ、実は話しかけられると嬉しいこじれた非モテ男子。
ギャル美:美容とおしゃれに詳しいギャル代表。明るい性格で友達が多い陽キャ。実は恐竜オタク説ある。
ギャル子:軽いノリで生きてるトークきれっきれのコミュ力おばけギャル。実はギャル美よりも恐竜に詳しい説ある。
【脚本】
照明がつく。
場面は学校の教室。
誰かの席を挟んで、ギャル二人が談笑している。
ギャル美「マジでさー、購買のパン、秒で売り切れ説あるくない?」
ギャル子「それ。焼きそばパンとか売ってるとこ見たことないし」
ギャル美「わかる。逆に最初から売ってない説ない?」
ギャル子「わかる! チョココロネとか一瞬で蒸発するし」
ギャル美「蒸発わかる! もはや光速パン説」
ギャル子「光速パン説はヤバい。ウチらの目が追いつかんし」
そこへ、オタク君がカニ歩きで現れる。
どうやらそこはオタク君の席だったようだ。
なんとか自分の席を取り返そうと近づこうとするが、
ギャルのオーラにあてられて近づけない。
オタク君(くっ……僕の席のはずなのに……! あまりに軽快すぎる会話スピードとオーラで近づけない……!
僕、ギャルって苦手なんだよなあ。陽キャ過ぎて……)
ギャル美「購買パン、光速でなくなる説は絶対あるわ」
ギャル子「てか購買のおばちゃん、実はパン隠してる説ない?」
ギャル美「わかる! 売り切れるパンを先に隠してる説」
ギャル子「秒で売り切れるのに、ウチらだけ買えんのマジ陰謀説」
ギャル美「陰謀論ギャル爆誕説」
ギャル子「しかもさ、揚げパンは売ってないのに、なんかいつも粉まみれのヤツ歩いてる説」
ギャル美「粉男説! 購買の裏で揚げパン作ってんのアイツやろ!」
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