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汝、隣人を愛せよ

汝、隣人を愛せよ。　

2人~5人

(佐藤)
(鈴木)

(隣人(母))
(隣人(父))
(隣人(息子))

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(佐藤)｢こんにちわーあのー…、隣に引っ越してきた…うーん違うな。やっぱり、玄関を開けてから最初はごめんください〜」の方が好印象なのか…？

(鈴木)どうしたん？

(佐藤)いやあのさ。ちょうど１週間前から私たち、このアパートでシェアハウス始めたじゃん。

(鈴木)うん

(佐藤)それで今更だけど。隣の部屋の人に挨拶をしに行こうと思ってさ。

(鈴木)あー確かに。私たち仕事から帰ってくる時間も結構差があるし、入ったり出たりして結構うるさいかもしれないしね。

(佐藤)そう、前住んでたとこは隣が騒音でうるさいし、その前は訪問販売が酷くて引っ越してさぁ、もう何回目の引越し？正直コリゴリだよ

(鈴木)３ヶ月に1回は引っ越してるもんな私たち

(佐藤)もうこれで決着つけよう！ここを永住地としたいね！

(鈴木)そうなるといいけどな。それで？その手に持ってる紙袋はなんなの？

(佐藤)うん。それでね、お隣さんに遅くなったけどすみません。って引越しの挨拶にいこうかと思ってさ。

(鈴木)へぇ、行けばいいじゃん。

(佐藤)そう思うでしょ？

(鈴木)なにさ。

(佐藤)それがね。勇気が出ないんだよ。

(鈴木)はぁ？なんだよ、そんなら私が今行ってこようか？

(佐藤)いや待って。それはまだ早いっていうか……なんていうか、、、

(鈴木)はぁ？何言ってんだお前。たかが挨拶だろ？

(佐藤)馬鹿！どうする！隣の部屋の人がすっごい怖い人だったら！

(鈴木)馬鹿はお前だろ。何が怖いんだ？

(佐藤)ほら壁に耳を当ててみなよ。

(鈴木)はぁ？

(鈴木壁に耳を当てる、すると壁から音が聞こえてくる)

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