自慢話じゃダメですか!?
タイトル 「自慢話じゃダメですか!?」

作者    愛と飛行機

あらすじ
 新学期から数週間。
 クミエの話をケイミとコノハは興味深く聞いていた。
 しかしユウキとヨシミは自慢話と言って嫌がっていた。
 いつも同様の話をするクミエに対し、ユウキとヨシミは文句を言う。
 自慢話とは思っていないクミエは、2人と言い争い、ケンカ状態に・・・。
 どうしていいか分からないケイミ・・・。
 そしてコノハが・・・。

登場人物
 クミエ ・・・・・・中学2年生、恋愛ドラマ好き。 
 ケイミ ・・・・・・中学2年生、席がコノハの隣。
 コノハ ・・・・・・中学2年生、あまりしゃべらない。
 ユウキ ・・・・・・中学2年生、ヨシミと仲良し。
 ヨシミ ・・・・・・中学2年生、バドミントン部員。
 ヤキイシ・・・・・・数学の先生。

上演時間 30分


場面1 4月下旬、朝の教室。

コノハ 席に座っている。(この後、言葉は少ないが参加している)

ケイミ 登場して「コノハさん、おはよう」と言って席につく。
コノハ  「おはようございます(小声で)」

ユウキ・ヨシミ 登場して「おはよう!」
ケイミ・コノハ 「おはよう!」「おはようございます(小声で)」

ユウキ  「ねぇ今日の数学ってさぁ、小テストだっけ?」
ケイミ  「確か、そうだったけど・・・」
ヨシミ  「成績に入るんだっけ?」
ケイミ  「それは・・・入ると思うけど・・・」
ユウキ  「あーぁ、この世から、数学なくなればいいのにね」
ヨシミ  「そうだよ。計算なんかコンピューターに任せればいいのに」
ユウキ  「で、どんな問題出るんだっけ?」

クミエ 登場。

クミエ  「みなさーん!おはようございまーす!」(テンション高く)
4人   「おはよう」「あっクミエさん、おはよう」など
ケイミ  「クミエさん、なんかうれしそうだね」
クミエ  「わかる?わかる?」

ケイミ うなずく。以下、関心ある態度で話を聞く。
コノハ 以下、微妙な態度で話を聞く。

クミエ  「私ねー・・・試写会が当たったの!」
ユウキ  「えー何の試写会!?」
クミエ  「それがねぇ・・・二子玉ラブストーリー the Movie!」
ヨシミ  「えっ!あの伝説の二子玉ラブストーリー!」
ユウキ  「二子玉川を舞台に、四角(よんかく)関係の・・・」
ヨシミ  「カンピ、リンカ、サトミン・・・あと一人誰だっけ?」
クミエ  「ケンケンこと三上健二!」
ユウキ  「リンカが『カ・ン・ピ!』って誘惑するドラマだね」
1/10

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