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魔法使いと枯れた花

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魔法使いと枯れた花
The Wizard and the Withered Flower

Wizard flower　　　魔法使いの花
Withered flowers　枯れた花

・因果調律師発案のきっかけ
よく物語で過去を改編すると現実に影響が出てしまうから危険であるという描写がある。
ではそれをもし安全に行うことができたらどうだろう？現実への改変や因果などを安全に調整することができる組織があって、世界を陰から操っている、世界を陰から守っているような……、これが「因果調律師」の発案のきっかけである。

・この物語における因果師、因果調律師
とある国家に秘密裏に存在する組織「帝釈仙」（別名インドラル）に属している人々で「因果師」と総称されたりもする。
主に現代の個人事件から国家間問題などのあらゆる問題を円滑に進めるため、円滑に終えるため、未然に防ぐため、
その問題の関係者を因果調整技術（大地球演算機など）によって選出し接触、対応しひいては国家を支えることを職務とする。
主に「因果計算師」が場所、時間の測定、因果の接続などを行い、交渉、謀殺、実務を「因果調整師」が行う。
その中で「因果調律師」は「因果計算師」、「因果調整師」の両方の仕事が全うできて、更に上の技術や経験が認められた数少ない人間が抜擢される最上位職である。

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因果師、それは未来、過去の因果の流れを計算し過去と接触、そして現代へ安全に影響を促し、
平和な未来を築いていく特別な仕事をするものたち。
その中でも有数の腕を持つ因果師である時量の元にある仕事が舞い込む。
それは数週間以内に起こるかもしれない戦争の鍵になる殺人事件を未然に防ぐという案件だった。
その殺人事件に関係するとされる別々の時を生きた２人の男女の因果の計算がとある国の行く末を左右していく。

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永井桔梗　ながいききょう
事件の鍵を握るとされた２人の内の一人、過去の女性
幼少期、家に帰ってこず家族を顧みない父を嫌いになり、その父に苦労をさせられた母を見て育ったため
どこか暗く人生に希望を見いださない癖が大人になっても治らなかった、なので明るい性格ではない。
大人になってからは父を振り回した元凶が国であることを悟り、国も憎しみの対象となった。
だからといって父が憎しみの対象から解放されたわけではなく、今でも憎しみの対象。暗さと悩み。

永井彰　ながいあきら
事件の鍵を握るとされた２人の内の一人、過去の男性
明るい性格で気前のいい花屋だったが、あることをきっかけに国に支えることになる。
そんな自分の境遇に浮かれながらも仕事をこなしていくが真面目すぎるその性格で家族とはあまりうまくいっていない。でもそれは家族のためであるなど、そういったことを口に出すのが下手な
典型的昔気質な人である。不器用と愚かさ。

霞　かすみ
国家秘密組織インドラルに所属する因果調整師、時量の教え子で今では組織内で知らぬものはいないやり手
スクールは主席で卒業、スクール時代と卒業後の配属先で時量から師事を受ける。なので時量への信頼は厚い。
正義感が強いが内面は優しく人当たりがいい反面、そこからは想像できない強い側面もあるらしい。正義と愚かさ。

桔梗、かすみ草の花言葉、永遠の愛

時量凪衣　　ときはかなぎい　　時量師神　　古事記より
国家秘密組織インドラルに所属していたベテラン因果調律師だが今は退職して個人で因果調律師を続けている。
霞の師であり、今でも交流がある。
とにかく冷静沈着で数々の事件を解決してきた伝説の人とも言われ、過去にN93事件にも参加していたと噂されている。
多くを語らず、それでいて何を考えているか分かりずらい人物。おじさんと電子たばこ。外星人。

闇御津龍　くらみつりょう　　　闇御津羽神古事記より
謎の情報屋で多くの組織の情報に精通しているらしい、時量とは関係が長く、信頼関係がある。
他の顧客もたくさんいるらしい。謎の服装。

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