騒がしい夜、静かな朝
騒がしい夜、静かな朝
鈴宮撫子(なでしこ)
鈴宮大和(やまと)
杯(さかずき)
宮崎
机といす。洋風の屋敷みたいな(?)
宮崎が座っており、挙動不審ななでしことやまとが来る
宮「おや、珍しい客人や。我が屋敷に何か用ですかな?」
撫「…ここ、どこですか?」
宮「おや、迷子じゃったか、まぁそこにかけて。」
撫「は、はい…」
大「な、なぁ、早く出ていこうぜ?」
撫「そんなこと言ったって出口すら分からないのに」
宮「はい、お茶を」
大「あ、ありがとうございます…」
撫「あの、貴方は?」
宮「我か?我は宮崎。この屋敷の主じゃ。」
大「へぇ…」
宮「そう固くなりなさんな。ゆっくりしてくれ」
撫「…」
大「…」
撫「…いつ聞くのよ」
大「何が?」
撫「出口のこと」
大「…あの人なんか不気味でさ」
撫「?」
大「ほら、見た目は若いのに喋り方がなにかおかしくねぇか?爺さんみたいな」
撫「んー、確かに…。でもたまに若くならない?」
大「なんだぁ?二重人格的なやつかぁ?」
撫「し、知らないよ…」
宮「いやはや、2人のような若者の暇を潰せるような物がなくてな」
撫「え?同じくらいかと…」
宮「おや?同じくらいとな?はっはっ、まだまだこの体も捨てたもんじゃないってことだな」
大「…」
宮「若造、どうした?」
大「…鈴宮です」
宮「鈴宮、とな?主の名か?」
大「はい、あなたに聞いたけど名乗ってなかったので…」
宮「そうかそうか!我も気がまわらんかったわ、すまんな。嬢ちゃんは?」
撫「あ、私も鈴宮です」
宮「ほう?兄妹か?」
大「いや、従兄妹なんですよ」
宮「なるほどな、仲の良い事だの」
大「ま、まぁ」
宮「我も生まれた頃は仲が良かったものだの」
大「生まれた頃って」
宮「あぁ、失敬。茶菓子でも持ってこようか。お茶のおかわりも淹れてこよう」
撫「…変わった人ね」
大「変わってるどころじゃなさそうだけどな」
撫「本当に同年代なのかな」
大「…なんか、ムズムズする…」
撫「わかるぅー……」
宮「お待たせ、どうぞ」
撫「ありがとうございます」
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