レゾナンス・ブルー
「レゾナンス・ブルー」
[登場人物]
A:小夜子
B:臼井
C:充希
D:岡田
E:ダンテ
F:真澄
G:香織
開幕
〔Chapter.1〕
新聞部の部室
小夜子と臼井、新聞記事を書いている
A:だから、もしトニーがセカンドのドラムを担当してたら、それは駄作になってたって思うんだよ。でも、もしアラン・ホワイトがファーストのドラムを担当して、それがもっと良いアルバムになってたかって言われたら、そうでもないと思うんだよね。
B:部活動予算会議の出欠席について、今年も生徒会からです。
A:なんだよお堅い奴らだな。紙じゃなくて口で言えばいいのに。
B:まあ口で言っても忘れちゃいますからね。
A:まあそうだけど。なになに。生徒会、信任選挙で演説ごっこして偉くなった気になられてもね。
B:推薦で大学に行くために〜、ですか。
A:おお、よく分かってるじゃん。
B:小夜子先輩いつもそれ言ってますからね、もう覚えちゃいましたよ。
A:だって実際そうじゃん。臼井くんお茶淹れて。熱々のやつね。
B:はいはい。
A:出欠席。欠席ってするやついんのかよ。休んだら部費ゼロ円になっちゃうよ。
B:それ先輩が行ってくれますか。
A:え〜?めんどくさい。臼井くん行ってよ。
B:言うと思った。僕は記事を書く使命があるんです。締切までもう時間がないんですから。
A:どうせ校内新聞なんだからさ、そんな肩肘張らなくてもいいじゃん。
B:校内新聞だからですよ。校内新聞は校内で生徒に許された唯一の発言権。この紙は発言の場なんです。テキトーな記事は許されないんですよ。
A:また始まったよ。私はゴシップの方が好き。
B:はいどうぞ。
A:どうも。
A:あれ。これ新茶?
B:よく分かりましたね。さすが嗅覚が鋭い。
A:味覚もね。まあこんなの私が出て行って、軽く百万円くらい貰ってくるよ。
B:わあ楽しみだ。じゃあ焼肉いきましょうね。
A:うん。キャンピングカーとか買っちゃおうね。
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