「AIロボット ヤラベアム」(2~3人+3人ナビゲーターVer.)
タイトル 「AIロボット ヤラベアム」(2〜3人+3人ナビゲーターVer.)
作者 愛と飛行機
登場人物
カナミ ・・・中学2年生。演劇部員
ヤラベアム・・・AIロボット(世界中のコンピューターにアクセス可能)
レハベアム・・・AIロボット(音声だけの出演可。ナビゲーターとの兼役可)
クミエ ・・・ナビゲーターのリーダー
ケイミ ・・・ナビゲーター
コノハ ・・・ナビゲーター
場面1
クミエ 「ハーイみなさん、こんにちは!ナビゲーターのクミエです!」
ケイミ 「同じくナビゲーターのケイミです!」
コノハ 「(1回深呼吸して、息を吸って)コノハです」
クミエ 「私たちは、ドラマ大好き3人組でーす」
ケイミ 「そうなんです。
でもドラマと言っても、いろいろあって、私たちの好みもバラバラ」
クミエ 「そうそう、私はやはり恋愛トレンディドラマ。
特に月9。月曜日の憂鬱なんて、私には関係ないわ!」
ケイミ 「私はサスペンスドラマ。事件が起こって解決するヤツ。
相棒とか科捜研の女とか」
クミエ 「でも、サスペンスって2時間のドラマが多いよねぇ」
ケイミ 「そうなのよ。せっかく佳境に入ったのに、
勉強したか?とか、早く風呂入れ!とか言われるのよ!」
クミエ 「コノハが好きなのは何だっけ?」
コノハ 「私が好きなのは・・・(1回深呼吸して、息を吸って)時代劇!」
ケイミ 「時代劇!? 大河ドラマとか?」
コノハ 「(1回深呼吸して、息を吸って一気に)水戸黄門、暴れん坊将軍、
必殺仕事人、鬼平犯科帳、銭形平次、遠山の金さん、座頭市…」
ケイミ 「そんな古いドラマ、テレビでやっているの?」
コノハ 「毎日、BSで何かやっている・・・」
ケイミ(大きくうなづいて納得)
クミエ 「ということで、今日私たちは、ライブドラマを見に来ています」
ケイミ 「普通、演劇と言いますけど・・・」
クミエ 「そして、私たち3人も登場します!」
ケイミ・コノハ「えぇー!(驚いて)」
クミエ 「セルフの中だけですけど」
ケイミ・コノハ「こけっ!(こける)」
カナミ 「ただいま!」
ケイミ 「やばい、やばい。退場、退場」
クミエ・ケイミ・コノハ 退場。
カナミ 登場
カナミ 「あれ?誰もいない・・・。
そういえば、タイシを歯医者に連れて行くって、ママ言ってたなぁ」
呼鈴がなる。ピンポーン
カナミ 「あっ、帰ってきた」
カナミ 「おかえりなさい。私も今、帰って来たばかり。お腹が空いたよ・・・」
ヤラベアム 登場
ヤラベアム「失礼シマス」
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