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私の夢はマンガ家です

『私の夢はマンガ家です』
登場人物
泉美遥香 (いずみはるか)
……主人公。絵を描くことが好き。どちらかというと大人しく、他者に対して控えめな性格。
……小6までは年相応に明るく幼い。

森山光凛(もりやまひかり)
……遥香の同級生。絵が上手い。ハキハキと、物怖じせずにまっすぐ喋るタイプ。
柏木先生 (かしわぎせんせい)
……美術の先生。
1.2 ……遥香の同級生。小学校からの友人。
3……美術部の先輩
4.5……遥香の同級生。美術部の部員。
母親……遥香の母親。声だけ可。

明転
遥香が漫画を抱えて1人で立っている。モノローグ
遥香「お兄ちゃんが読んでたジャンプ、お姉ちゃんが読んでたちゃお、それは私にとって生まれた時から隣にあるものだった」
遥香「絵本と違って書いてあることも難しいし、どこから読むのかもよくわかってなかったのに、そのキラキラした世界に私はずっと虜になっていた」
遥香「絵を描くのが好きだった。最初はただ絵本や漫画を真似ていただけだった。可愛い絵、かっこいい絵、色んな絵が描きたかった」

幼稚園児くらいのイメージ
母親「遥香は絵がとっても上手だねえ。毎日たくさんお絵かきしてるからだね。」
遥香(幼)「遥香はねー、おおきくなったらマンガをかくひとになるの！」
母親「そうなんだ。きっとなれるよ、遥香は頑張り屋さんだもん」
遥香(幼)「ほんとー？じゃあもっともっと、いっぱい練習するー！」

転換
小学校の教室
1「遥香ちゃん絵じょうずー」
2「ねーキュアホワイトかける？私キュアホワイトがいちばんすき！」
遥香(幼)「わたしもすき！キュアホワイトかわいいよね」

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