AIロボット ヤラベアム (2人Ver.)
タイトル 「AIロボット ヤラベアム」(2人Ver.) 作者 愛と飛行機

ワタシ登場人物
 カナミ  ・・・中学2年生。演劇部員
 ヤラベアム・・・AIロボット(世界中のコンピューターにアクセス可能)

場面1   11月1日夕 カナミの家

カナミ  「ただいま・・・。あれ?誰もいない・・・。
      そういえば、タイシを歯医者に連れて行くって、ママ言ってたなぁ」

     呼鈴がなる。ピンポ〜ン

カナミ  「あっ、帰ってきた」
カナミ  「おかえりなさい。私も今、帰って来たばかり。お腹が空いたよ・・・」

     ヤラベアム登場

ヤラベアム「失礼シマス」
カナミ  「なになにぃ!?」
ヤラベアム「景品ヲ オ届ケニ マイリマシタ」
カナミ  「なっ何の景品?」
ヤラベアム「スマホノ ユーザー全員 プレゼントデス」
カナミ  「あぁ、全スマプレゼント!
      ママとタイシは、ハンバーガーのクーポンが当たった。
      パパは・・・」
ヤラベアム「ジュンイチロウサンハ、レトルトカレー3個デス」
カナミ  「そうそう、うち4人家族だから、3個当たってもねぇ・・・
      でも私だけ結果のメールが届いていないんだよね・・・」
ヤラベアム「ワタシハ カナミサンガ 当選シタ 景品ヲ オ持チシマシタ」
カナミ  「私の景品?何が当たったの・・・」
ヤラベアム「ワタシデス」
カナミ  「え〜!」
ヤラベアム「ワタシハ ヤラベアム。AIロボットデス。
      今日カラ ワタシハ カナミサンノ 道具デス」
カナミ  「あなたが景品!?」
ヤラベアム「ハイ。基本設定ハ 終了シテイマス。
      ナンナリト、ゴ指示クダサイ」
カナミ  「何でもできるの?
      では、何か食べ物を作って!」
ヤラベアム「失礼シマシタ。
      ワタシハ ロボットノ 形ヲシテオリ
      多少ノ 移動ナドハ デキマスガ、
      イワユル AIスピーカーデシテ
      細カイ作業ナドハ デキマセン」
カナミ  「なんだ。じゃぁ、何ができるの!?」
ヤラベアム「カナミサンノ スベテノ疑問ニ オ答エシマス。
      ソシテ カナミサンノ スベテノ悩ミニ
      適切ニ アドバイスシマス。
      何デモ 聞イテ クダサイ」
カナミ  「じゃあ、今日の夕飯は何かなぁ・・・」
ヤラベアム「モウスグ、キワコサント タイシサンガ
      ハンバーガーヲ 持ッテ 帰宅シマス」

     呼鈴がなる。ピンポ〜ン

場面2  11月8日夜 カナミの部屋

カナミ  「ただいま。ヤラベアム」
ヤラベアム「オ帰リナサイ。アノ脚本ハ ドウデシタカ」
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