君と××と友情と
『君と××と友情と』
里見伊織:さとみいおり
唐津有咲:からつうさ
辰野歩:たつのあゆむ
佐藤涙:さとうるい
初海葵:はつみあおい
アリシア:ありしあ(俺、僕、私)
白井楓:しらいかえで

男女7人が眠っている

伊「うぅ…ここ、どこだろう?あ!歩!歩!」
歩「いたた…地震だぁ…逃げ…スヤァ」
伊「起きろや!」
歩「はっ!って成じゃん、おはよ!てかここどこ?」
伊「それが分かんないから起こしたんだよ!」
歩「これっていわゆる監禁、ってやつ?」
伊「ぽいね。ん?あれもしかして同じクラスの唐津さん?」
歩「とりあえず全員起こそう」
伊「そうしよ」

暗転
伊織、歩以外も起きる

明転

有「里見と辰野か。この状況、要するに」
涙「よくあるパターンだね。」
伊「え?」
涙「つまらなくは無いかもしれない。でも俺レベルだとはっきりいってつまんない。死んだ方がマシ。」
歩「あ、あの、誰ですか?」
涙「佐藤涙。ただのゲーマー、ただのハッカー。」
有「…こいつ犯罪起こしてそう。」
伊「同感。」
歩「んで?よくあるパターンってどゆこと?」
涙「だから、何人かを捕まえて眠らせて謎の建物に監禁してここまで来るともう次なに起こるかわかっちゃうよね。」
伊「…何が来るの?」
涙「殺し。」
有「は?」
ア「あのー」
有「ん?」
ア「楽しそうにしてるところすまないけど僕達も混ぜてくれないか?」
歩「声かっこいい…」
伊「そこじゃないでしょ。それはすみませんでした。じゃあ、まず自己紹介からしませ 
  ん?」
ア「そうしようか。」
伊「じゃあまず俺から。里見伊織です1年です!」
有「こんな状況なのに元気ね…私唐津有咲って言います里見と同じクラスです」
歩「オレ辰野歩!!2人の隣のクラス!」
涙「うるさっ…さっきも言ったけど、佐藤涙、職業ゲーマー、ハッカー…副業高校生」
ア「次は僕たちが行こうか。僕は事情があって本名を伏せさせてもらうよ。アリシア、3年だ。」
葵「わ、私は、初海葵って言います。アーちゃん、あ、アリシアと同じクラスです」
ア「あとは君だけだ。」
楓「…里見、私のこと言っといて。」
伊「え?あー、あの子は白井さん、白井楓。俺らと同級生です」
ア「そうか。…互いを知れたことだしここについて調べ…」
涙「これ見て」
ア「ん?手紙?」
涙「脱出ゲーム、だって」
葵「リアル脱出ゲームを、この建物でしろ、ってことですかね…」
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