壁に耳あり障子に目あり
『壁に耳あり障子に目あり』

登場人物
男1
男2
男3



男1部屋でくつろいでる

男2窓から音もなく入場

男1スマホ弄ってて気付かない

男2部屋の物色を始める

物音に気付きチラッと強盗をみて視線をスマホに戻し思わず二度見する男1


1「え、誰!?」

2「あ、こんばんは」

1「は? ちょっと待ていつ入った! どこから!?」

2「ついさっき、そこの窓から」

1「窓!? ここ四階だぞ!?」

2「いつもの事ですし」

1「どういうことだよ!? つか結局お前誰だよ!」

2「……強盗です」

1「とんだ前衛的な強盗もいたもんだ!」

2「強盗ですから」

1「それで何もかも伝わると思うなよ!」

2「では私は仕事に戻らせてもらいますね」

男2再び物色をし始める

1「ちょまてまて!」

2「なんですか、うるさいなぁ」

1「なんですかじゃねえよ! 人の家の物勝手に持っていくんじゃねえよ!」

2「それが強盗ってものでしょう?」

1「そうだけど、そうじゃないの! 犯罪! 犯罪だから!」

2「人というものは罪深い生き物です。生まれてから死ぬまで罪を犯し続ける愚かな咎人。この様に些末な出来事は罪ですらありません。アクシデンツ、そうほんの些細なアクシデンツです」

1「おう、あ、おう?」

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