今日は何の日?
「今日は何の日?」

登場人物

・サトル
・ユキミ
・マユコ
・アヤナ
・トモキ
・ツトム
・マイ
・タクミ

場所:学校の教室

時間:授業前



授業前の教室。
サトルが教室に入ってくる。

サトル:おはよう、諸君。
ユキミ:あ、サトル。おはよー。
マユコ:おはよー。
アヤナ:おはよー。・・・でさ、さっきの話の続きなんだけど、これがちょっとヤバくって・・・。
サトル:・・・諸君、おはよう!
マユコ:うん。おはよー。・・・なに?どうなったの?
アヤナ:それが、トモキがいきなりマイに・・・。
ユキミ:え?ウソでしょ!それはさすがにないって!
アヤナ:そう思うでしょ!でも現実に・・・
サトル:(大きく咳払いをする)

サトルを見るユキミとマユコとアヤナ。

サトル:おはよう!・・・諸君。
ユキミ:・・・なに?
サトル:なに?・・・とは?
マユコ:私ら、サトルに挨拶返したよね。
サトル:うむ。確かに返してもらってはいるな。
アヤナ:じゃあ、良くない?
サトル:良くない?・・・とは?
ユキミ:あー!もう、うっざい!なんか言いたいことあるならはっきり言いなよ!
サトル:言いたいこと・・・か。まぁ、私から言うことなど、取るに足らない事ではあるが、
そこまで聞
きたいのであれば、話しても構わないが。
ユキミ:アンタのそういう言い方がいちいち癇に障るって・・・!
アヤナ:いいよユキミ!そこ言い出したら終わんないからさ、さっさと話終わらせよ。
サトル:いいかな?
マユコ:いいよ。
サトル:今日が何の日か・・・わかるかな?
ユキミ・マユコ・アヤナ:・・・はぁ?
サトル:ここまで言えばわかるだろう。さぁ、答えたまえ。
ユキミ:・・・わかる?
アヤナ:・・・全然わかんない。
マユコ:・・・どうしよう、全力で無視したくなってきた。
サトル:どうしたんだい?いつまで私を焦らすのかい?もう充分だろう?さぁ!

教室の扉が開く音。

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