ご依頼は真夜中のカフェへ
ご依頼は真夜中のカフェへ
石井 桜 25歳にして、探偵をやっている。お金大好き!昔、相棒もいたが、病死別れする。
岡部 まひろ 28歳にして、なぜか殺し屋をやっている。過去に恋人を殺されている。
矢高 由美 30歳にして、ボスと呼ばれているスナックのママであり、殺し屋のトップ。魔性の女。
川島 すみれ 20歳のアクセサリーの会社のOL。恋人募集中。
福岡 いちご 35歳の刑事。旦那がいる。ラブラブです。
竹山 修治 32歳カフェのオーナー。
立川 幻の探偵。桜の相棒だった。
今宵もまた、迷える子羊たちが、光を求めてやってくる・・・。
子羊?いや、違うな・・・大金だぁぁぁぁあ!!
序章
おしゃれなカフェ。
昼間のランチの時間帯。
全員舞台上にいる。飲んだり食べたりしている。
桜はカウンター席。
岡部と矢高、川島と福岡はテーブル席にいる。
川島、トイレへ立ち上がった時に、財布を落とす。(まだ気付かない)
福岡が、ミルクを飲み終えた後、電話がかかってくる。封筒を置いたまま、慌てて席を立つ。
暫くして、川島が戻ってきて、飲み物を飲み干した後、会計を済ませようとし、財布が無いことに気がつく。慌てる川島を他所に、岡部と矢高は深刻な話をしている。
ふと、岡部が落ちている財布に気がつく。同時に、困っている川島に気付き、財布を拾って渡す。
川島、岡部に見ほれる。
岡部、矢高のところへ戻り、会計を済ませ出て行く。
それを追うように、川島も出て行く。
竹山、お皿とかを片付けていく。封筒を発見して、一緒に片付けていく。
照明変化と共に、時間も動いていく。昼から夜へ。
1章
おしゃれなカフェ。
桜と竹山がいる。
桜 あー・・・ひもじい・・・。お腹すいたぁー!!
竹山 また金欠ですか?水だけで、よくまぁ、長い時間居座れますね。
桜 またとは何!?昨日まではあった。水さえあれば、5時間でも、6時間でも居れる!
竹山 迷惑な・・・って、昨日までは?
桜 夜飲みに行って、有り金全部使い果たした・・・。
竹山 馬鹿ですか。
桜 たけちゃん、酷い!!
竹山 その呼び方はやめてください。
桜 いいじゃん、昔からの付き合いじゃん。
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