執筆中
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【登場人物】
・作家(この台本上女性)
・編集者(この台本上女性)
・泥棒(この台本上男性)
・相川スバル(この台本上男性)
・後藤タケル(この台本上男性)
【あらすじ】
次回作の展開に悩む作家。担当の編集者が来る前に何とか完成させたいが中々思いつかない。そこに誰もいないと思った泥棒が乱入!2人で小説を書き上げることになるが、設定がごちゃごちゃに。果たして、編集者が来る前に書き終えることができるのか?どんな小説が完成するのか?
【その他】
・下手側に机と椅子、上手側に空間
・一人称の変更可
・音楽は無しでも可
・役名変更可
・基本性別不問
・〇〇にはお好きな名前をどうぞ
【本編】
幕が開く
スバルとタケルがいる(上手)
2人にサスかピンスポ
下手側の椅子に作家座る
タ「お前、東京行くって本当かよ」
ス「あぁ」
タ「"あぁ"って、なんだよその態度。約束忘れたのかよ!」
ス「悪いな」
作家(声)「スバルのその一言で、俺の何かが切れた。この場合、"堪忍袋の緒"とでも言うのだろうか」
タケル、スバルの胸を掴む
タ「ユカリのことはどうすんだよ」
ス「それは」
作(声)「それは……」
スバルとタケル、はける
上手側にサスかピンスポ
作「うーん、思いつかない!」
作家、紙をまとめて捨てる等諦める動き
作「なんとなく書き始めたはいいものの、全くと言っていいほど進まない。どうしよう……」
作「まあ、締切までまだ1週間以上はあるし大丈夫でしょう、多分」
電話音
作「はい、もしもし〇〇です。あっ編集の、はい、現在執筆中でして……えっ今からですか?でも締切はまだ先では……まあ、そこそこできてはいますけど…来る?来るとは、英語でComeという意味の?ですが、遅い時間ですし終電とかあるんじゃ…あーそうですよね車で来ますよね〜…大丈夫ですはい大丈夫です。ではお待ちしております」
電話切る
作「……お待ちしておりませんが!?!!」
作家、ウロウロする
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