水戸黄門
3年B組黄門先生~
水戸黄門

水戸黄門
格さん
助さん
監督

 格さん、助さん  登場

格さん「いやー、なんでも今日から新しい監督が来るらしいじゃないか」

助さん「最近、視聴率が悪かったからなぁ。
    新しい監督を入れてテコ入れするつもりなんだろ」

 監督 登場

監督「どーもどーも。僕が新しい監督です」

格さん「よろしく」

助さん「期待してますよ。これからは時代劇も変わっていかなきゃだからね」

監督「任せてください。さっそく水戸黄門の映画が決まりまして」

格さん「おぉ、それはすごい」

助さん「監督、若いのになかなかやり手だねぇ」

監督「いやーそれほどでも、あるんですけど。ただ今日は時間があまり無いので、
   映画㏚用の撮影をしていきますんでよろしくお願いします。
   ところで肝心の黄門様がいないみたいなんですが」

格さん「そういえば」

助さん「前の現場が押して、少し遅れるとは聞いているが」

黄門「いやー遅れて申し訳ない。あ、君が新しい監督さん?
   ごめんね、初日から遅れちゃって。すぐ着替えてくるから」

監督「あ、別にそのままでいいですよ。時間もったいないんで」

黄門「いやいや、さすがにそれはまずいでしょ。これじゃ黄門だって分からないよ、なぁ」

格さん「確かにそれは無理がないですか、監督」

監督「大丈夫、大丈夫。ノープロブレム。この髭つけとけば黄門様に見えるんで」

黄門「いやいやいや、いくらなんでもそれだけで黄門には見えないでしょう。な?」

助さん「いや、まぁ、見えなくもない、かな」

黄門「えええ」

監督「まぁとにかく今日のところはこれで行きますんで、監督命令」

黄門「監督命令、ま、まぁ監督命令なら仕方ないか」

監督「じゃあまず最初にタイトルコールをババーンと入れたいでそこの撮影にはいります。
   ここをこうして、こんな感じで、じゃあ行きますよ。よーいアクション!」

1/6

面白いと思ったら、続きは全文ダウンロードで!
御利用機種 Windows Macintosh E-mail
E-mail送付希望の方は、アドレス御記入ください。

ホーム