三匹のこぶた
三匹の子豚

長女 プーコ
次女 プリコ
三女 プリマハム


 三匹の子豚登場 長女、次女 楽しそうに。三女 一人ぼっちで

長女「とんとんじるじる、とんじるじる、豚汁が食べたいな」

次女「お姉さん、私たちが豚よ」

長女「オーマイ、ブー」

長女・次女「あはは」

長女「あっ、みんな、こんにちは。私の名前はプーコ。一番上のお姉さん」

次女「私は次女のプリコ」

三女「私は末っ子のプリマハム」

長女「いやいやいや。プリマハムって。もう食卓に並んでるじゃん」

次女「サラダにのせたら美味しそうな名前ね」

長女「まったくうちの親はどんな思いでこんな名前にしたのかしら」

三女「さぁ、一人ひとつお家を作りましょう」

次女「話の流れ無視なの?名前の話だったじゃない」

三女「すみません。時間の都合でテンポよくお話を進めさせて頂きます」

長女「仕方がないわね。いや。実はうちの両親がね」

次女「もうお前たちも大きくなったんだから、自分で家を建てて」

長女「一人で暮らしなさいって言うわけ」

三女「というわけで立派なお家ができました」

長女「いやいやいや。大事なとこはしょりすぎでしょ」

次女「いくら時間がないからって、誰がどんなお家を作ったかぐらい説明しないと」

 狼 登場

狼「あーお腹すいた。お、うまそうな豚がいるじゃないか。食ってやる」

長女「早いわ。出てくるん、早いわ」

狼「いや、急ぐって言ってたから」

次女「いいからちょっと戻ってなさい」

 狼 はける

三女「まったく時間がないのに、邪魔して。さぁ二人ともさっさと説明して」
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