ヒトリボッチ?
ヒトリボッチ?
登場人物 オオノ 本編の主人公。小説家らしいが最近スランプ気味。
スギタ 敏腕編集員。オオノとは友人だと思っている。
ヨシダ 小説の中の登場人物。(突っ走り暴走三枚目キャラ)
サトウ 小説の中の登場人物。(格好つけヒール。二枚目キャラ)
ミサワ 小説の中の登場人物。(消極的変身願望少女。貧乏人キャラ)
クボタ 小説の中の登場人物。(ヒロイン系クール。美人キャラ)
コンノ 小説の中の登場人物。(オオノの根元。自己否定キャラ)
ヤグチ 小説の中の登場人物。(暴走ボケリーダータイプ。熱血キャラ)
ウスダ 小説の中の登場人物。(冷徹クール年上女性。冷たいボスキャラ)
デデデ 小説の中の登場人物。(年上男性キャラ。)
←そのまんま先生にやらせるのが望ましい。
声 アナウンサーTO―TO。←兼照明
0始まりはシリアスで
舞台中央に椅子。
客電がついているうちに、オオノがやってくる。そして椅子に座る。
手に持っている原稿用紙をじっくりと見ている。
ふと、何かを捜すかのように周りに視線を運ぶ。
アイデアが浮かぶかどうか悩んでいるのだろう。
そのうち諦めたその額がゆっくりと下を向く。
客電が落ちる。
すさまじい音量で音楽が流れる。
静かに現れた八人(ヨシダ、サトウ、ミサワ、クボタ、コンノ、ヤグチ、ウスダ、デデデ)の姿。
オオノを取り囲む。
それぞれの手には懐中電灯を握っている。
八人が一斉に懐中電灯をつける。
それぞれがさりげなく自分を照らす。
ヨシダ「道を歩いていた」
サトウ「何があるのかも分からずに」
ミサワ「がむしゃらに」
クボタ「まっすぐに」
コンノ「他人に決められた道は嫌だから」
ヤグチ「自分の道をただ歩いていた」
ウスダ「これしかないと思っていた」
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