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喫茶店でコーヒーなんて

題名「喫茶店でコーヒーなんて」

登場人物
大原理子
寺井直也
奧山ひな
齋藤

叔父

場面：喫茶店
　　　
　　　夜
　　　大原が厨房で料理をしている
　　　そこに、叔父さん、入ってくる、買い物袋をぶら下げている

叔父　理子ちゃん
大原　あ、おじさん
叔父　やってる？
大原　やってるやってる
叔父　まあちょっと休憩しなよ（買ってきたものを出す）
大原　ありがとう
叔父　はい（エナジードリンクをいっぱい渡す）
大原　ちょ、殺す気？
叔父　これで頑張って
大原　ちょっと
叔父　ジョークジョーク、イッツキッサンズジョーク
大原　なにそれ
叔父　えっとね、喫茶店の店長が言うジョークだから、キッサンズジョーク
大原　それはわかるよ
叔父　え、わかってて受けてないの
大原　だって面白くないもん
叔父　え～、結構お客さんには受けるんだよ？
大原　噓だあ、あ、そうそう、お客さんってどんな人が多いの？
叔父　あ～、そうだな、常連さんだと結構俺くらいの年の人が多いかな
大原　ほうほう
叔父　あ、お腹空いたでしょ
大原　空いた！
叔父　軽く買ってきたから、適当に食べて
大原　助かる～、さすが叔父さん
叔父　俺も食べよ

　　　二人、軽く何かを食べながら会話

大原　じゃあ、基本的にコーヒーばっかり出る感じ？
叔父　まあ、常連さんはコーヒーセットが多いかな、でも意外と、ほらこの辺大学多いでしょ、だから学生さんも来るね
大原　へ～
叔父　学生さんは結構昼食べにくる感じ
大原　マジか、まだメニュー全部完璧じゃないからな
叔父　いいよいいよ、できることだけやってくれれば、俺が店空けるのが悪いんだし、その間も店開けててくれるのがありがたいんだから
大原　そういえば聞いてなかったんだけどさ、お店休んで何するの？
叔父　あれ、言ってなかったっけ？
大原　言ってないよ、てか、なんか聞かない方がいいのかなって
叔父　なんでよ
大原　いや、なんか、喫茶店のマスターが店を空けるってことは、なんか大きい闇の仕事が入ったみたいな
叔父　何それ
大原　いや、この後ろの棚のこの辺捻ったら隠し通路が開いてそこには拳銃やらライフルやらがびっしり、それを一つ手に取り、ついにこの日が来たか、ここを空けるのもいつぶりだろう、由紀子行ってくるよ、みたいな
叔父　そんな喫茶店のマスターいないよ、後、妻死んでないから
大原　ええ、そうなの、違うの？　（棚をいじくりだす）
叔父　ちょ、倒れたりすると危ないから

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