ここが僕らの分岐点
「ここがぼくらの分岐点」 作:西川龍生
男1
男2
女1
ピザ
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男1:「はぁ、今回もダメだったか新人賞...やっぱり俺には才能がないのかな...。いつになったらこんなフリーター生活から抜け出せるんだ.
あぁもうこんな時間か、もうやめだやめ、あぁ寝よう寝よう。」
(男2が入ってくる.)
男2:「はぁ~~~疲れた。」
(男2、男1に気付く.)
男2:「えっ!?だれぇ?誰だよこいつ!!!なんで知らない人がいるんだ?くそぉ家に鍵をかける習性がなかったからこんなことになるんだ。
あぁやってしまった、「いずれかあんた鍵かけないと変な人が入ってくるよ」っておかんが言っていたことを守っておけば良かったなぁ、
警察にかけるべきなのか?と、と、とりあえず110ばぁぁぁぁん。」
(男1,目を覚ます.)
男1:「ううぅん。」
男2:「あ、あぁ、おい、おい!」
男1:「ん?え、あ、え?お前誰?」
男2:「こっちのセリフだよぉ。!、お前こそ誰だよ。!」
男1:「俺は〇〇だそっちこそ部屋でも間違えているんじゃないのか!!?」
男2:「俺の名前も〇〇だ。お前こそ誰だ、なんで俺の名前を知っているんだ?」
男1:「はぁ...?ふざけんなよ...俺が〇〇だって。」
男2:「は..ぁ?」
(男2と男1睨み合う.)
男1:「もうらちが明かねぇ、いったん外に出ろ、俺の部屋だということを証明してやる。」
男2:「俺だって。」
(男1と男2ドアの方に行く.)
(男1ドアを開けようとする.)
男1:「あれ?開かない。」
男2:「え?」
男1:「鍵もかかってないのに開かない・・・どういうことだよこれ・・・。」
男2:「何が起こってるんだよ!」
男1:「俺が聞きたいくらいだよ.」
男2:「ここは兵庫県西宮市苦楽円二番町だぞ?」
男1:「そんなの知ってるよ。」
男2:「ええ?本当に?」
男1:「本当にだって、本当に俺が○○なんだよ」
男2:「だから俺もだって。」
男1:「はぁ、そんなに信じられないなら、免許証見せてやるよ」
男2:「俺だって」
(男1.男2.免許証を見せ合う。)
男1:「嘘だろ?」
男2:「まさか本当に一緒だなんて・・・」
(男1・男2顔を見合う.)
(男1・男2免許証をしまう.)
(女1が入ってくる.)
女1:「ただいま。・。・。・え?だれっ!?警察、警察...!」
男1:「ちょっ、ちょっとまって、君も?」
女1:「え?どういうこと?」
男2:「まさか君の名前って○○?」
女1:「え?何で知ってるの?気持ち悪い・・・もしかしてストーカーですか?」
男2:「俺も○○なんだよ。」
女1:「は?」
男1:「俺も。」
女1:「いや、いやいやいや私が~○○ですぅ!!ほら、免許証だってありますよ?」
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