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あなたおかしいですよ7

Mr.あいろに・・・常に世の中を斜めに見たがる、評論家、知ったかぶり、見栄っ張り等々色々と難のある男である。常に書斎に居てコーヒーをすすっている。
何か「懐かしいネタ」について熱く語る男である。

・・インタビュアーが訪問し、そしてMr.あいろにに、インタビューするだけの話。ただインタビュアーのセリフは出てこない

Mr.あいろにが、マイク使って何かやっている

あいろに「次は～うえの～うえの～」

インタビュアーを見つけ、指をさす、あいろに

あいろに「乗り降り中のお客様は、足元にご注意ください。」

インタビュアーたじろくと、あいろに叫ぶ

あいろに「駆け込み乗車はお止めください。次は赤羽～赤羽～」

・・・あいろにとインタビュアー立ち止まる。そして5秒ほど時が止まる

あいろに「何ですか？京浜東北線のアナウンスを人が気持ちよくやっている時に・・・今日は何の用です？」

あいろに、机にあったコーヒーを取る

あいろに「今日聞きたいのは・・・中日の山本昌選手の趣味？？？ですと？？？」

あいろに、ため息をつく

あいろに「全く、もっと万人受けするようなネタ持ってこれないんですか。あなたはいつもいつも！！！！！」

あいろに「しかし、こんなマニアックなネタでも話せてしまう悲しいぼくちゃんなのでした・・・」

あいろに、コーヒーを机に置く

あいろに「良いでしょう・・・語りましょう。山本昌投手について。」

あいろに「山本昌選手は、1983年のドラフト会議で5位指名されて、中日ドラゴンズに入団しました。最初は芽が出なかったんですが、アメリカ修業が実を結び、最終的には200勝を達成する大投手になりました。」

あいろに「そして50歳まで現役を続けたという・・・と野球に興味のない人には「ふ～ん」って話ですが・・・すごいのはここからです！！！」

あいろに「何と、山本昌さん、クワガタ飼育の第一人者だったんです。えぇ。」

あいろに「山本選手は、元々メチャクチャ凝り性で、とにかくのめり込むとすごい。クワガタ飼育も、いったん始めるととにかく、マニアレベルまで上り詰めてしまう。」

あいろに、窓を見つめる

あいろに「現役時代、クワガタ飼育の雑誌の表紙を、プロ野球選手でなく、一般人として飾ったのは後にも先にも彼だけでしょう。」

あいろに「しかも、名古屋市内にある、虫の餌専門店でも、よく山本さんはシーズン中にも足を運んでいたとか何とか。もう、一体どっちが本業なんだかってレベルなんです。」

あいろに「まぁクワガタ飼育も、張り込むととんでもない所まで脱線してしまうのは、さておき・・・それに彼はゲームも趣味としており、新作をシーズン中でも買う男なんです」

あいろに「身長188センチでがっちり体系・・・そんな男が、小学生の列に並んで、朝から近所のファミコンショップ（当時）に並んでいたそうです。」

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