金のエンゼルマークなんて見たことないけど実在はしてるらしい
「金のエンゼルマークなんて見たことないけど実在はしてるらしい」
登場人物
・セイジ
・ハルノ
・マモル
・シオリ
・ユウタ
・カリン
場所:六畳一間のアパートの部屋
・ベッドが一台
・部屋の中央に小さなテーブルが一台
・テレビが一台。テレビラックの上に乗っている
・DVDデッキもある
・その他、漫画、雑誌、フィギュア、ゲーム、衣類、小物類、食べ物、ゴミなどが散乱している
時間:深夜一時
誰もいない部屋。
玄関の扉の鍵が開く音がする。
扉が開く。
男女の話し声が聞こえる。
セイジ:ごめんね、散らかってるけど・・・。
ハルノ:大丈夫!急なことだし、私そういうの気にしないから・・・。
部屋にセイジとハルノが入ってくる。
明かりをつけるセイジ。
本気で結構散らかっている。
ハルノ:うわぁ・・・。
セイジ:ご、ごめん!片付けるから!マジで!速攻!今すぐに!!
ハルノ:だ、大丈夫だよ!お兄ちゃんの部屋もこんな感じだったし、さっきも言ったけど、私そういうの気にしないから
セイジ:・・・そう?ごめんね。
片付ける手をピタッと止めるセイジ。
ハルノ:・・・え?
セイジ:え?
ハルノ:え〜・・・っと・・・。
セイジ:あ!ああ〜!座るところね!ごめんごめん、ちょっと待ってて!
勢いよくベッドに散らかっているモノを床にまき散らすセイジ。
セイジ:ここ、ここ座って。
ハルノ:(小声で)・・・片付けないんだ。
セイジ:え?なに?
ハルノ:う、ううん!なんでもないの!なんでも・・・
セイジ:? そう。じゃ、座ってよ。
そう言いながら、先にベッドに座るセイジ。
セイジ:どうぞ。
ハルノ:・・・失礼します。
セイジの隣から人間二人分くらい空けて座るハルノ。
セイジ:・・・あれ?
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