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『コンビニと私』

『コンビニと私』（仮） 2014.10.15　第一稿

　一人芝居

■作業しているコンビニ店員。

いらっしゃいませ、こんにちは〜

ありがとうございました〜〜

よっこいしょ。

■レジの後ろ、上部に向かって。

「お疲れさまです。お弁当の棚出し終わりました〜イエーイ」
「はい！あ、すいません、居たんですね。はは。いらっしゃいませ〜

え、あは、これ、防犯カメラにね、ご報告です。
いや、義務とかじゃないんですよ、私の日課っていうか、ただの暇つぶしです。

タバコですか？
タバコあんまりお勧めしませんよ。体によくないし、周りにもよくない。
え、７２番？カートンで！？そんなに！！？やめたほうが良いですよ！
え？　やめられないことはないでしょ。努力したらいいと思いますよ。
ね。そうしましょう。とりあえず２個にしときましょう。
え、いやです、２個しかお売りできません。品切れです。
あれ？あれは売約済みです。２個しかお売りできません。品切れです。
はい、ありがとうございます。
携帯灰皿、１個つけときますね。
ありがとうございました〜。

はい、あんまん１個ですね〜＠＠円です。
え？からしですか？あんまんにからしをつけるんですか？
え？はい、まぁ、確かに人の味の好みは分かりませんからね。
そういう人もいるかもしれませんね。
はい、からしどうぞ。え！？３個！？３個も！？
はい、どうぞ。
ありがとうございました〜。

お次のお客様。お弁当ですね。あたためますか？
はい、お待ち下さい。

お次のお客様〜
おでんですか。カップの大きさはどうしますか？　大中小ありますけど。
大ですね。どれにしますか？
ちくわ。・・・もう１個ちくわ。・・・さらにちくわ。
じゃぁ初めからちくわ３つと言ってくださいよ。
それに、カップ大きすぎでしょ。大は７個は入るんです。ちくわ３つは中か小！
小で十分です。

はい！＠＠円です！

え？あ、お弁当！！
あーーー！・・・溶けちゃってますね、容器が。・・・。どうしよコレ。熱！
あ、（お弁当コーナーに走る）同じのもう１個ありました！

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