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天使と悪魔

【天使と悪魔】
　　・天使
　　・悪魔
　　
　　主が机で勉強的なもの(テスト)をしている。と、両サイドからのぞき込むように天使と悪魔が出てくる。
　　
　　天「…英語ですね。単語テストです。」
　　悪「馬鹿のやるテストほど余白が虚しいものは無いな」
　　天「確かに。」
　　悪「しかし本当に馬鹿だなこいつ。これ、赤点だぞ」
　　天「本当ですね。問2は全滅です。今の所28点」
　　悪「見直し始めたな。」
　　天「けれど、今回は知識問題です。」
　　悪「見直しも意味無いな。」
　　天「あ、ペンが止まりましたね。」
　　悪「…性別…か。」
　　天「性別って『sex』ですよね。」
　　悪「…あ、こいつあれか。思い出せそうだけど思い出せないやつ。」
　　天「これを正解すれば赤点は回避です。」
　　悪「なんで思い出せないんだよ…」
　　天「…悩んでますね」
　　悪「ほら、思い出せよ。お前の大好きなものだろ！」
　　天「意味が違います！」
　　悪「スペルはあってんだからいいんだよ！ほら、思い出せよ！sexだよsex！！」
　　天「残り5分です！早く書いてください！sex！」
　　悪「あぁーもう！教えてやりてぇ！」
　　天「こうなったら…必殺！」
　　悪「おっ！？」
　　天「エンジェルウィスパー！」
　　悪「エンジェルウィスパー！？」
　　天「私は年に２回、仏滅の時だけ直接囁く事が出来るのです！」
　　悪「おおっ！す…すごいのか？」
　　天「すごいです！さぁ…行きますよ！」
　　
　　天『子供は、どのようにしてできますか？』
　　
　　悪「…なるほど。これでsexと。」
　　天「直接教えてしまっては本人のためになりませんからね。これで思い出すはずです。」
　　悪「おっ、書き始めた！」
　　天「ほらっ！」
　　悪「なになに？storks…コウノトリ？」
　　天「なるほど。コウノトリさんが運んできてくれると。」
　　悪「…ピュアかよ！！」
　　天「逆になんでコウノトリが分かるんですか！」
　　悪「おかしい、こいつおかしい！！」
　　天「お母様はどうしてこんないい子を育てたのですか！？」
　　悪「おっ…と？消し始めた」
　　天「やはり何か違うとわかっているみたいですね」
　　悪「…悩んでるな。」
　　天「sexですよsex！！なんで思い出せないんですかー！！」
　　悪「…仕方ねぇ」
　　天「えっ？」
　　悪「必殺！！悪魔の誘惑！！」
　　天「悪魔の誘惑ぅ？」
　　悪「俺は２週連続でイッテQで宮川大輔が『あかーん！』と言った時のみ1度だけ直接声をかけられるんだ！」
　　天「おおっ！それはすご…いんですか？」
　　悪「すごい！！それじゃあいくぞ！」
　　天「悪魔が助言してもいいんですか？」
　　悪「何かイライラするからいいっ！！」
　　

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