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ああああ5人版

メアリー・スー　　ヒロイン。主人公役。英雄が好き。（女：性別不問）
＆私１　　舞台未認知。知らないと思い込んでいる。知らない振り。

ミッチー　　お調子者。道化役。美姫が好き。（男：性別不問）
＆私２　　舞台認知。できれば帰りたくないと思っている。

英雄　　イケメン。ヒーロー役。メアリー・スーが好き。（男：性別不問）
＆私３　　舞台認知。帰りたいから帰したい。明日も仕事があるんだよ。

美姫　　気弱。マドンナ役。ミッチーが好き。（女：性別不問）
＆私４　　舞台認知。ホントはずっといたい。いてもいいのか揺れている。

先生　　ちょっと奇妙。先生役。（性別不問）
＆私５　　舞台認知。メアリー・スーを現実に帰す。あなたも私もメアリー・スー。

メアリー・スー＆私１のみ固定。他の組み合わせは出はけの都合さえ合えば変更可。

舞台装置

　　舞台中央奥に教卓。
　　舞台中央から客席に背を向ける形で学校机・椅子が四つ。
　　机と椅子は遠近感を出すため台形ににならんでいる。

シーン１

　　　　　音楽カットイン。（モーツァルト「トルコ行進曲」）
　　　　　幕があがる。
　　　　　私１、舞台中央に立っている。
　　　　　私２、上手前に寝ている。
　　　　　私３、下手前に足を伸ばして座っている。
　　　
私１　　　むかーしむかしのことでした。ホントはたいして昔じゃない。実はけっこう最近の、
　　　　ぶっちゃけ現在進行の、わたーし私のことでした。

私１　　　ある日のことでした。私は朝起きて

　　　　　　私２、起きる。

私１　　　学校へ行き

　　　　　　私４、上手から出てきて教卓の手前で止まり、教卓を見る。

私１　　　先生のくだらない話を聞き

　　　　　　私５、教卓の中から出てきて、下手に歩きながら

私５　　　蛙が仕事を終え、帰宅する。

私１　　　家に帰り

　　　　　　私４、下手にはける。
　　　　　　私５、教卓の下に戻る。

私１　　　夜眠ったのでした。

　　　　　　私３、眠る。

私１　　　そしてある日のことでした。私は朝起きて

　　　　　　私３、起きる。

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