天使の羽のマーチ
【配役】
 ・現代っ子A(A子)・・・・主人公の一人。行動的だが,少し自分勝手
 ・    B(B子)・・・・主人公の一人。冷静だが,少し臆病
 ・    C(C子)・・・・主人公の一人。正義感が強いが,一度決めたらゆずらない

 ・未来人の子A(未来A)    ※人間の住めなくなった地球を離れ,宇宙ステーションでくらしている
 ・     B(未来B)     社会見学のために地球を見に来た未来の小学生たち
 ・     C(未来C)     地球脱出のきっかけになった事故を起こした昔の人たちをうらんでいる
 ・     D(未来D)  
 ・     E(未来E)  

 ・クロウ・・・・・・カラス族のリーダー,人間を敵だと思っているが,後に考えをあらためる
 ・カーラ・・・・・・母ガラス,たまごをだいている
 ・ハシブト・・・・・クロウの子分
 ・ハシボソ・・・・・クロウの子分
 ・ハカセたち(4人 ア〜エ)昔のことにくわしい物知りカラス
 
 ・大地の神(頭・胴)A ※警官と兼任,4人で一つの役を演じる(セリフも同時に話す)
      (頭・胴)B  むだづかいを続け,地球を汚した人間たちに怒りを感じ,
      (右手) C  人間を地球から追い出した
      (左手) D

 ・大地の精(8人):※リポーター,デモ隊と兼任

 ・リポーター   : ※プロローグのみ登場
 ・デモ隊(7人) :  後半は大地の精たちを演じる
 ・警官(4人)  : ※後半は大地の神を演じる



《プロローグ(「核のゴミ」受け入れ)》

・反対デモとリポーター,そして見守る警官
・デモ隊がプラカードや横断幕を手に,行進している。
 プラカードには,
 『ふるさとに核のゴミはいらない』
 などと書かれている。
 デモ隊は声をそろえて『反対』をうったえている。
・舞台のはしには,テレビリポーターが立ち,
 デモの様子を伝えている。

デモ隊1 :子どもたちに豊かな自然をのこそう!

デモ隊全 :のこそう!

デモ隊2 :おれたちの町に核のゴミを持ち込むな!

デモ隊全 :持ち込むな!

リポーター:町角からお伝えしています。
      人口がへり続け,町の発展に悩んでいた海辺の町が,ついにある決断をしました。
      使い終わった原子力発電の燃料などの「核のゴミ」といわれるゴミを受け入れるための施設を
      町に作ることになったのです。
      ですが,しせつの完成後は,日本全国から多くの核のゴミがこの町に集まってくることになります。
      安全面を心配する人々のなかには強い反対意見を持っている人もいます。
      今,そうした人たちが集まり,町でしせつに反対するデモを行っています。

・デモ隊,行進をしながら舞台を出て行く。
・警官,レポーター,降壇する

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