Chocolate Disco
.CHOCOLATE DISCO第2稿
CHOCOLATE DISCO
はりとら用
作 山上 祐輝
.登場人物
登場人物
○ボーイズ
一樹/帰宅部。シャイ。
二宮/一樹の友人。サッカー部。おしゃれ好き。
三宅/パソコン部。バレンタイン撲滅団の団長。
四谷/文芸部。
○ガールズ
瞳/料理部。一樹が気になる。
二葉/瞳の友人。図書部。頭がいい。
緑/学校の生徒。資料整理が得意。
詩織/ダンス部。一樹が気になる。ツンデレ。
五花/美術部。詩織の友人。
六実/学校の生徒。噂が好き。
.シーン1:下駄箱の手紙
シーン1:下駄箱の手紙
チャイムの音
学校の教室
昼休み 生徒たちの話し声
男子グループと女子グループが分かれて話をしている。
男子グループには、一樹、二宮、三宅、四谷。
女子グループには、瞳、二葉、緑、詩織、五花。六実。
緑と六実は、グループに手を振ってはける。
女子グループの声が聞こえてくる。
詩織「で、で、瞳はだれに結局あげるん?」
瞳「え、詩織、なにいきなり。」
五花「だから、明日のことじゃん。とぼけちゃって。」
二葉「あ、そっか。バレンタイン!忘れてた。」
五花「年頃の女子がこんな大イベントを忘れる?」
二葉「いや、テストの勉強の日程しか見てなくって。」
五花「瞳は料理部だし、忘れてるわけないよね。」
瞳「まあ、一応。」
二葉「あ、そっか。瞳でも恋するのか。」
瞳「あのね。二葉。一応女の子ですけど。」
詩織「で、誰にあげるんよ?ゆってみ?」
瞳「・・・内緒。」
詩織「えー。なんよそれー。緑、ありえんくない?友達に、なー?」
二葉「瞳は、もうチョコは作ってるの?」
瞳「まあ。」
五花「へー。私はデパートで買う派。」
詩織「五花が作ったら、チョコがただの黒い塊になるもんな。」
五花「詩織、あなたもでしょ!」
二葉「まあまあ。二人共似たり寄ったりだし。」
詩織「なによ。二葉の鈍感には言われたくないわ。」
瞳「でも、2人くらい美人やったら、恋愛とかし放題じゃない?」
詩織「全然やし。ほら、色々紀を使うし、べ、別に好きな人とかおらんし。バレンタインなんか、なー。」
五花「私はむしろめんどくさい。この日の為に、どれだけみんなバタバタするか。」
瞳「・・・バレンタイン、か。いよいよ。決戦の日。」
男子グループの声が聞こえてくる。
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