『少し未来の自分』
『少し未来の自分』

やぁボク。あ、落ち着いて!慌てるな。
驚くのも無理は無い。
でも、説明しなくてもこの顔を見たら分かるよな?
僕は君だ。君は僕自身だ。
僕はね、明日の君なんだ。
いや、僕には明日がなかったのだから、今日の君、なんだろうか。


話が唐突かもしれない。(共に歩き出す)
でも、未来の自分が過去の自分に会いに行く、
そこには理由は一つしかないと思わないか?
そう、「未来を変えたい」

これから君は信じられない出来事に遭遇する。
いや、とんでもない女に出会う。
そいつのせいで、僕には明日が来なかった。
あ、心配はいらない。死んじゃいない。生きてるよ。この通り!


あ!おい!前!電信柱!
あ!!
(ほら、僕の言うことを聞かないから。)
前見ろってー。バカなの?
お、怒るなよ。

危ない!(さえぎる)
うんこ!犬のうんこ!(足もとを指差して)
ほ。良かった。踏まなくて。
いや、そんな、良いよ、大したことじゃないよ。
土下座までしなくていいって。
うんこの隣で土下座するなって。危ないだろ。
な、ほら、立って。
ウンコ踏んだって、電車で周りの乗客からあからさまに避けられるだけだから。それだけだから。

これから君に起こることとは全く関係がないことだからさ。

でも、これで僕の言うことを信じてくれただろ?


話を本題に戻そう。

君は今日、もの凄い、美人で、グラマーな女性に声をかけられる。
どれくらい?どれぐらいって??(胸?)
・・・F?

もんだか? はい、もみました。ちょっとだけ♪

いや、待て待て!!
あのな、交換条件だったんだよ。
そう、交換条件。

そのたったちょっと、ちょっとXXX(もみっ)ってしたら、
とんでもないことになったんだ!
だから行くな!

うそじゃないって。うそじゃないって!
確かめなくっていいって!!
行くなーーーー!
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