メガライガーピンクの憂鬱
☆照明C.I 悪の提督が仁王立ち

提督  おのれ、メガライガー。またもや、あいつらによって私の野望が邪魔されてしまった。しかし、メガライガーよ、次こそお前らの最期だ。次の怪人によってお前らは消される運命にあるのだ。さぁ、新たなる刺客よ!出てくるがいい

☆袖から現れるピンク。顔が描いてある紙袋を被っている。両手を挙げて威嚇のポーズ

提督  お前が次の刺客か?
ピンク (頷く)
提督  ゆるキャラじゃないのか?

☆ピンク、首を横に振る 首を振ったせいで紙袋がズレたので直す 

提督  ゆるキャラでは無い。では、お前はなんなのだ?
ピンク (首を傾ける)
提督  自分でも何者かよく分からないというのか

☆ピンク、頷く。また紙袋がズレたので直す

提督  もっとも、誰もみな、自分が何者かなんて分からないだろうがな

☆ピンク、頷く。また紙袋がズレたので直す

提督  お前、紙袋のサイズが合ってないのではないのか?
ピンク (頷く)
提督  まぁ、紙袋は被るために作られてないのだがな。はっはっはっは

☆ピンク、提督と一緒に笑うポーズ 提督、隙をついて刺客の紙袋を取る

提督  なんと!ゆるキャラの中からゆるキャラが!
ピンク ゆるキャラじゃないわよ
提督  なんという鼻声
ピンク 気にしてること、はっきり言われた
提督  お前は誰だ。怪人ではないな!
ピンク ふふふ、もう私のこと忘れた?
提督  忘れただと。私はお前に会ったことがあるというのか
ピンク そうよ
提督  うぬー、私がその鼻声を忘れるとは思えんのだが
ピンク まだ言うか
提督  わからん。お前は誰なのだ。頼む、教えてくれ
ピンク 本当に思い出せないようね。いいわ、教えてあげる。私は第4話でお前と戦って敗れたメガライガーピンクよ
提督  なんだと!?
ピンク 思い出したようね
提督  思い出せるか!いま、43話目だぞ。かなり序盤で消えてるじゃないか
ピンク 思い出せないの。ひど〜い どいひー
提督  大体、ピンクってなんだ。お前はピンクって感じじゃないだろ。
ピンク ひどーい。どいひー
提督  ピンクっていうのは、もっとショートパンツとかが似合う子がやるんだよ。お前みたいに どてらが似合いそうなのがやるわけないだろ
ピンク ひどーい。どいひー
提督  なんなの?さっきから。なに?それ押してるの?
ピンク 私だってピンクっぽいとこ、あるんだよ。
提督  たとえば?
ピンク え?たとえば・・・
提督  思いつかないならいいよ
ピンク ちょ、ちょっと待ちなさいよ。あるわよ。ピンクっぽいとこ。ちょっとピンクの決めポーズやるから見てなさい
提督  そのガツガツしたところが既にピンクっぽくないんだよな
ピンク 愛の力で悪を成敗!メガライガー(小声)ちょっと濃い(元の声のボリュームで)ピンク!

☆片足で立つがフラフラする

提督  フラフラじゃないか
1/3

面白いと思ったら、続きは全文ダウンロードで!
御利用機種 Windows Macintosh E-mail
E-mail送付希望の方は、アドレス御記入ください。

ホーム