ジューーーン!!
「ジューーーン!!!」
ヒーロー:ジュン
事務員1:日和見主義いいかげん
事務員2:オタク的個人主義
所長:謎の人物(声)
レンポー議員
特殊化学地球防衛隊 本部
事務員二人が仕事をしている。事務員1は腕時計を真剣に見ている。
事務員1「ピ、ピ、ピ、ポーン!」
事務員2「わ、びっくりした。」
事務員1「ただ今、午後5時55分をお知らせします!ピ、ピ、ピ、ポーン!」
事務員1、さっとバックを持ってクラウチングスタートの構えをする。
事務員1「6時の時報直後にスタートダッシュよ!」
事務員2「いつもながら見事なクラウチングの構えっすね〜。」
事務員1「今日こそ6時5分の電車に乗ってやる!!」
事務員2「マジっすか? ここ47階なのに? つか駅まで200Mはあるっしょ? どんだけダッシュっすか。」
事務員1「やればできる子なの!!あたし!」
事務員2「先輩のそのやる気、向かう方向、完全間違ってますよねぇ。」
事務員1「誉め過ぎw」
事務員2「褒め殺し過ぎw」
事務員1「うほぉ〜後何分??つか何秒〜〜?」
事務員2「つか今日6時から会議っすよ?」
事務員1「は?」
事務員2「今日6時から会議っすよ?」
事務員1「はぁ??なにそれ??あたし知ってた系??」
事務員2「・・・自分先輩から聞きましたから。知ってた系っちゃあ知ってた系なんじゃないんすか?」
事務員1「ちょっとぉ〜〜、ちょっとちょっとぉお〜〜! なにそれヤァダァ!! ヤダーーー!!!」
事務員2「自分もやっすね〜。」
事務員1「なにぃ? 会議ってぇ、つか残業代出るわけぇ?それぇ?」
事務員2「出ないらしいっすよ?」
事務員1「え〜?もぅえぇ〜〜〜??信じられなーい。こうなったらあれよ!?」
事務員2「なんすか?」
事務員1「ストライキ。」
事務員2「あーそれ、無理っす。うちらって身分が警察官? と同じレベルだからー。スト? とかありえねーつーかサービス残業とかウケルw 」
事務員1「え〜?なにそれぇ?わたし知ってた系〜?」
事務員2「多分義務教育課程で習ったと思いますよ〜。」
事務員1「なんでなのぉ〜もぉ〜〜。」
事務員2「ほら、例の事業仕分けってあったじゃないっすかぁ? あれ関係でなんか厳しくなったらしいっすよ?今日の会議もなんかそれ関係らしいっすよ。」
事務員1「なにそれ〜〜?? うちら公務員だからそんなの関係ないじゃぁ〜ん。」
事務員2「・・・イヤ公務員だから関係あるんじゃないんスか?」
ヒーローが帰ってくる。
ヒーロー「テレッテ〜ン♪ ン〜ジェイ! ユー! ハイ!エ〜ンヌ!!ジューン!!ただ今パトロールから戻りました!!」
事務員2「うるさ・・・」
ヒーロー「ジュンが乗る〜ビートールビー♪ ジュンが乗る〜スパーロボぉ♪ かっこいい〜ZE!!」(ドゥドゥビー!ドゥドゥビー!∞繰り返し)
事務員2「動きに無駄が多い・・・」
ヒーロー「みんな聞いてくれ! そして安心してくれ!! このスーパーヒーロー隊員ジュンがスーパーロボットビーブルビーで足立区全域をパトロールしたところ!!」
ヒーロー、ためを作る。
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