冥府の光 天界の闇
   題名:『冥府の光 天界の闇』
   作者:ほにゃら隊長
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※この台本には、神話を捏造している表現が含まれています。
  苦手な方はご遠慮ください。



<あらすじ>
ある時『神』は、主導者のいない冥府を支配下におこうとした。
直接『神』に支配されることを拒んだ冥界の住人たちは激怒し、天界へ侵攻しようとした。
すると『神』は、「この天使たちが神の言葉として告げた誤りである」と言い、
ある天使を大罪人として数十名の天使を堕天させ、冥界へ堕とした。
しかし、今度は冥府の住人から、
「美しい天使を一人渡せば、冥界を統べる『神』以外の存在を認める」と言ってきた。
神は、信頼に置ける一人の天使を堕天させ、冥府においた。
さらに、神は一人の天使を、堕天させずに冥府へ送った。
仄暗い冥府に、美しい天使が舞い降りた。



<登場人物>
バルベロ(ハル):神が人質として冥界へ送った天使の少女。
    あまり知識はないが、物覚えが早く、やや好奇心旺盛。前向きな少女。

ルシフェル(ルシ):神に裏切られた堕天使。
    神に仕える者を警戒している。バルベロに思いを寄せている。

マステマ:神が冥府を支配するべく送った堕天使。
    どこか疑わしい雰囲気を漂わせているが、バルベロには丁寧で優しい。

ソフィア:父なる神を愛する女性の天使で、バルベロの母にあたる。
    語り部として登場するが、彼女が紡ぐのは物語か、それとも・・・。

少女:人間の若い女性。外見年齢はバルベロと変わらないため、仲が良い。
    バルベロとルシフェルが196年目に訪れた村の住民。

青年:人間の若い男性。少女の兄。日曜大工や農作業の手伝いをしにいって収入を
    得ており、ルシフェルは彼とよく仕事をする。

バルベロ♀:
ルシフェル♂:
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