バトルもの少年マンガの「戦う」を「働く」に変えてみた。
『バトルもの少年マンガの「戦う」を「働く」に変えてみた。』
少年・・・シン。この物語の主人公。戦争に巻き込まれ、戦う毎日。
敵役・・・グリード。
新敵・・・ラル。
友人・・・コウ。かつての戦友。
少女・・・ミリヤ。戦場で心を通わせた唯一の人間。
ナレ・・・ナレーション。ナレーター。
声・・・物語とは無関係の声。
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声「まずはこちらをご覧ください。
『バトル物少年マンガっぽいノリと雰囲気が5分でわかる小芝居』」
少年、シンが戦っている。どこまでも、いつまでも・・・。
ナレ「彼の名前はシン。世界の平和を守るために日々戦いに明け暮れる毎日だ」
少年、跪く。
少年「どうして、どうして戦わなくちゃいけないんだ・・・。
僕は、僕はもう、戦いたくなんかないのにっ!!」
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ナレ「戦うことに戸惑いながらも、少年の前には敵が現れ、彼は戦いの中へと引き摺り込まれていく」
少年「どうしてあなたは戦うんだ! こんなにボロボロになってまで!
あなたは、自分が大切じゃないのか!
あなたは、あなたはどうして戦うんだーっ!」
敵役「なんのために? 笑わせるな。そんなの決まっているだろう。家族のためだ」
少年「!?」
敵役「男が戦う理由なんて、家族を守るため、それだけで十分だ!」
戦う二人。
少年、敵役を倒す。
少年「戦うことの、意味?
好き好んで戦う人間の気持ちなんて、僕には理解できないよ」
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ナレ「戦うことに戸惑う少年は、新たな敵を前に、自分が置かれている状況を
徐々に理解していくのであった」
新敵「これが戦争なのだよ!」
少年「!?」
新敵「なんだ貴様、その顔は。まさかお前、遊びのつもりでもいたのか?
舐めるなよ。戦う事を。戦争をするとは、そういうことなのだよ。
お前、まだ子供のつもりでいたのか?」
少年「バカな、そんなの、認めないぞ!」
新敵「甘ったれるな。お前は戦士なのだ。戦うことだけが、お前の全てだ」
少年、新敵を倒す。
少年「それでも、戦うことだけが、僕の全てじゃない」
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