あらすじ
『突然失礼します。貴方に伝えたい事があって手紙を書きます。本当は会って直接目の前で言いたいのですが、緊張して何も言えなくなりそうなので…。』
ある男女が生涯をかけて交わした手紙の数々。伝えられたこと、伝えられなかったこと、今になってようやく伝わりそうになっていること。あなたが手紙にしたためた思いは、今もここに残ってる。
written@2009/上演4回
【登場人物】
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・男…山西達也
・女…市村しおり
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・全ての手紙を小道具として用意すれば、台詞をあまり覚えずとも上演可能です。
・初演時は40代の役者での上演。当初は60代の役者を起用する想定もありました。それ以下の役者の場合には、演じ分けがディフォルメにならない様にだけお気を付けください。
・基本的に『相手から受け取ったその手紙を初めて読む』というシチュエーションの連続で成り立っているので、有意義であれば「読めない漢字がある」「読み間違えて改めて復唱する」などを演出として足しても構いません。初演時では『学生時代の男はまだ文章を読む事に慣れていなくてたどたどしい』という演じ方をさせて、少しずつ読み慣れていく事で大人へ近付けていくというやり方をしました。
リメイク30分Ver.「花の環を手向けに」
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