あらすじ
好きなこと、写真を撮ること。幼い頃になにかの付録についてきたちゃちいフィルムカメラ、それが俺の始まりだった。
現像してみるまで何が出てくるか分からなくて、ブレてたり真っ暗だったり、それでもいい感じに撮れてると父さんが褒めてくれた。
そこからは安いデジカメを触ってみたり、お年玉を貯めてミラーレスを買ってみたり、高校生になった今ではバイト代で念願の一眼レフを手に入れた。性能も機能も色々違うけど、どれも俺の宝物だ。
だが2年になった今、そんな俺の生活を脅かす存在が現れた。
……Instagram、というやつだ。
(冒頭モノローグより)
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某写真グラムに四苦八苦する写真部の男による一人芝居です。
おかしな作品ですが、演出次第でかなり幅が出る作品だと思います。
あるあるネタの部分は比較的古いネタなので、ある程度改変可能です。