あらすじ
サンクトペテルブルクに住む貴族の娘サシャは、2年前に北極点を目指してダバイ号に乗ったまま行方不明になった祖父オルキンを心配していた。舞踏会でオルキンの功績を貶したトムスキー王子に反発し、邸宅を飛び出しアルハゲンリスク港で砕氷船ノルゲ号の船長を名乗るラルソンに船賃としてイヤリングを渡す。女将オルガの店で本物の船長である長男ルンドから乗船を許可されたサシャ達は北極大陸へ辿り着き、北極点で凍死したオルキンの遺体と航海日誌を発見する。次男のラルソン航海士はダイナマイトで流氷を吹き飛ばし、乗組員達は沈没したと発表されていたダバイ号に乗ってロシアへ帰還、様々な品を博物館へ寄贈する。