あらすじ
東京から新幹線で二時間半くらい離れた、都会と田舎の間くらいの街(いや、どちらかといえば田舎)にある小さな山には、古びたプラネタリウムが建っている。あそこには、幽霊が住み着いていて、ポルターガイストが起こるんだって!―というのが、この町の七不思議に登録されたのは、今からちょうど一か月前。
天宮昴は、半年前に祖父からプラネタリウムを継ぎ、館長になった。
「幽霊プラネタリウム」として話題になったこの場所には様々な客が訪れる。オカルトマニアに怪しい不動産屋、館長に恋する町役場の若いお嬢さん。
ポルターガイストの謎を解きに来たオカルトマニアによると、このプラネタリウムには莫大な遺産が眠っているのだとか。
果たして、遺産は見つかるのか。そして、ポスターガイストの正体は?
山の小さなプラネタリウムで起こる、謎解き×ヒューマンストーリー!