あらすじ
高校の校舎で一際目立つ存在の清水舞花。
なぜなら、パステルカラーで染まったロリータドレス。
フワフワのパニエが入ったスカート。
クルクルに巻いた髪の毛。
彼女は堂々と言う。「だって舞花がいちばん可愛いもん。」
舞花を注意しようとする弱気な風紀委員、高城恋。
舞花が気に食わない強気なギャル、百瀬夏帆。
現代を生きる高校生が抱える、悩み、不安、
絶対に譲れない自分の個性、かけがえのない大切なもの。
たかが、高校生のわがままな主張。
されど、高校生の強い意志。
理不尽で、不条理なことばかりの現代と戦い、本当の自分を見つけていく、小さな青春物語。