あらすじ
27歳男性佐藤太郎は、恋人もおらずクリスマスに一人バーで飲んだくれていた。すると突然「高校生に戻りたいか」とマスターに問われる。「戻れるものなら戻りたい」と答えた太郎は眠りに落ちる。
目が覚めると太郎は高校時代に戻っていた。だが元の自分とは違い三人の女の子とそれぞれ付き合っていることになっている。混乱する太郎の元に再び現れたマスターは、サンタクロースだと名乗り、この三人から一人を選べばそれが現実になると聞かされる。
太郎は三人の現在を思い返し、「その幸せを奪うことはできない」と誰も選ばない選択をすると、再び眠気に襲われる。
目が覚めるとそこは元のバーだった。今のは夢だったのかと呆然としていると、一人の女性がバーにやってくる。その女性はなんと先程自分と付き合っていた三人のうちの一人だった。
クリスマスにタイムスリップして人生をやり直すチャンスが与えられた、とある冴えない男の話。