あらすじ
演劇部の5人は、新しい台本のテーマを決めるために絵本を読んでいた。テーマは「不思議の国のアリス」に決まったが、絵本が破れたことから喧嘩になってしまう。
気が付くとトモは、見知らぬ場所にいた。どうやら「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んでしまったらしい。元の世界の記憶がない仲間を助けるために、トモはこの世界を探索する。とうとう女王の元までやってきたトモは、いつの間にかヘンテコな裁判に参加させられていた。女王となったマコトに訴えかけるも届かず、とうとうトモは処刑させられそうになる。そのときトモは、実はみんなは記憶のないふりをしていたことに気がつく。
抵抗むなしく処刑されてしまったトモは、一人現実世界へと帰ってきていた。みんなの演技が自分を助けるためだったことを知ったトモは、今度は自分がみんなを助けるために破れた絵本を直す。ストーリーを書き換えたことにより全員が現実世界に帰ってくることができた。