あらすじ
1995年。
崩壊寸前の宗教団体に手を差し伸べ新たなる救世の象徴として
その大教会の主の座に着いたのは当時まだ15歳の女の子だった。
その歳の少女には似あわない程の美貌と圧倒的なカリスマによって
瞬く間に教団を立て直した彼女は次第に聖母と呼ばれるようにる。
そして現代。暦は1999年、世紀末。
讃美歌が響く大教会の一室にて俺は今からこのキャンバスに描かかなければいけない女をまつ。
聖母と呼ばれた女が来るのを、ただひたすら。
明乃理人(あけのりひと):21歳
伊藤 愛(いとう あい):17歳
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