あらすじ
綾香が自分の部屋に戻り、作業をしていると突然目の前に二人が現れた。一人は全身黒のワンピースを着ており、自分のことをショクと名乗っている。もう一人は全身白のワンピースを着ており、ムウと名乗っている。
二人は自分たちのことを「人間にも死神にも妖怪にもなれる。なんだったら神様にもなれる。まだ決めてないだけ。だから私たちはまだ生きてないの。」と言っており、綾香は意味が分からない。
その後、ショクから脅され、綾香は飲み物を買いに行った。そして、戻ってくると綾香の友達だった人がいた。その友達は佐藤千尋。綾香はとある事情で千尋を無視していた。千尋が話しかけてきても、千尋が掃除を一人で行っていた時も綾香は話しかけなかった。一番の友達だったのに。それが苦しくなり、綾香は学校に行かなくなってしまっていた。
「声に出したらその言葉は本物になる。声に出さないとその言葉はなんの色もないただの無色。」