あらすじ
おはなしは、お侍さんの時代がおわったすぐあと、明治7年、閻魔大王のお部屋でのお話しです。
人々がどんな生き方をしてきたのかを見ていて、
悪いことをしてきた人は地獄(じごく)に
良いことをしてきた人は極楽(ごくらく)に行くかを決めてしまう閻魔大王。
むかし、わるいことをして地獄に行っていた「二平次(にへいじ)」は、
勉強のため、閻魔大王と一緒にこの地獄の裁きに参加することに…!
二平次が地獄か極楽かを決めるのは、湯野村に住んでいた伊達一(だてはじめ)。飯坂と湯野をむすぶ、十綱橋(とつなばし)のために命をけずった人物です。