あらすじ
あるとき。女がアパートに帰ると、同棲している恋人が死んでいた。
しかも、自分が買った「塩。」そっくりの毒薬のせいで。
「やばい、やばいよ・・・隠さなきゃ!」
しかし、そんなときに限って、アパートは千客万来。
死体の横で求愛してくる変態の後輩、恋人の浮気相手の電波少女、おばあさんかおじいさんか分からない老人から、恋人の妹までが訪れ大混乱に。
思えば、「カピバラさん」のように、ぬぼーっとしているけれど、何を考えているかわからない恋人の浮気が原因で、このような事態になったのに・・・
一方、あるとき。
男は目を覚ますと、死んでいた。
「なんじゃこりゃ!」
しかも、自分のせいで恋人は大変困った事態に。よく喋るけれど、手も足も出ない男。
なぜなら死んでいるから。
決して「愛している」と言わなかった死体と、「愛している」と言い続けた女の、終始一方通行ドタバタ恋愛劇。