あらすじ
ある時『神』は、主導者のいない冥府を支配下におこうとした。
直接『神』に支配されることを拒んだ冥界の住人たちは激怒し、天界へ侵攻しようとした。
すると『神』は、「この天使たちが神の言葉として告げた誤りである」と言い、
ある天使を大罪人として数十名の天使を堕天させ、冥界へ堕とした。
しかし、今度は冥府の住人から、
「美しい天使を一人渡せば、冥界を統べる『神』以外の存在を認める」と言ってきた。
神は、信頼に置ける一人の天使を堕天させ、冥府においた。
さらに、神は一人の天使を、堕天させずに冥府へ送った。
仄暗い冥府に、美しい天使が舞い降りた。