はりこのトラの穴 ちょっとひとこと感想文

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はりこのトラの穴

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No.2528 今後に期待 さん 返信 2004年05月07日(金) 17時16分
微妙だった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。削除
No.1087 宮沢 裕司(作者)さん 2003年03月21日(金) 00時26分
ありがとうございます。
我々、演劇人は”家族そっちのけ”みたいな状態って誰もが経験していたり、目の当たりにしていたり。大体、好きなことに没頭する人ってあまり周りのことが目に入らなかったり。自分の人生が他の人の人生に影響する場合ってやっぱりあるんだろうな…って、思います。特に子供と親の関係って深いと思います。子供が子供らしくいられる時って人生の中で案外短いと思います。その時にちゃんと親をしていてあげないと、あとでしたいと思ってもさせてもらえなかったり…みたいなこと。自分が親になって初めて感じたそんな思いがこの作品にはありす。そして、自分にとって大切な人が幸せであることが自分の幸せでもあるって思えます。

遠藤は、みんな同じ遠藤です。ですから「眠れない…」とこの作品は繋がっています。
どっちが後でどっちが前かは別にこだわってはいませんが。”深層心理が手に取るよう分かった”というご感想、ありがとうございます。できるだけ作家の心境をリアルに表現したかったところでした。朝日さんのご感想、これからの励みになります。ありがとうございました。削除
No.1080 最高!! 朝日 翁さん 返信 2003年03月18日(火) 17時29分
ようやく読ませていただきました♪いやぁ〜感動しました。私はラストに関してはあまり疑問をもちませんでしたね(裏を返せば読解力不足では……)。実に遠藤の深層心理が手に取るように分かって一人で一喜一憂してしまう作品でした。作りも私の好きな構成になってて面白かったです。個人的に現在執筆中の作品とネタが似ていた(私は披露宴ではなく挙式ですが)んでビックリしつつより遠藤にのめりこんで読んでいました。……う〜ん、ちょっと聞いて良いものなのか悪いものなのか微妙ですが宮沢さんの作品にでてくる脚本家は何故か遠藤さんなんですよね……あ、いえ、ちょっと疑問に思っただけなので……面白かったです!!参考になりました(さおりの台詞も含めて)。ありがとうございました。削除
No.506 宮沢裕司さん 2002年07月24日(水) 23時12分
ケチをつけただなんて、とんでもない。
脚本(活字)という限られたフィールドの中でのお互いの対話であるのに、演出法まで持ち出したりして、大人げなかったと、反省しております。

バトルという表現は、只今アニメの「頭文字D」に遅まきながらハマっているところなので、思わず出てしまった表現でした。削除
No.503 わからん?? グッキーあんとくさん 2002年07月24日(水) 12時49分
ああ・・・バトルにするつもりはないんです。
ただ、疑問の解消がしたかったわけで・・・

「軽薄」と書いたのは、「軽薄に見える(かもしれない)」ということが、宮沢さんの意図することであったのか疑問だったのです。(この点は疑問解決!)

確かに、演出的にどうにでもなると言えば、どうにでもなるのですが、私はこの作品の舞台を見たこともありませんし、宮沢さんの演出意図も聞いたことがありません。
脚本のみの情報ではこういう疑問が湧いたということです。

あと、ラストの違和感は宮沢さんの見ている視点と、私の見ている視点が違ったのも原因かな?
宮沢さんは、再び”さおり”に会える喜びを見ている。
私は、再び会えた”さおり”との再度の別れ(離婚?)を見てしまった。
再度の別れを意識した時、私は素直には笑えなかったのです。
アンケートで疑問視された方は私のような見方をされたのではないのかな?
(本当にそうかはわかりませんよ、なにしろ私は舞台を見ていませんから)

なんだか、結果的にケチつけるような展開になってしまってすいませんでした。
反省してます。削除
No.501 宮沢裕司さん 2002年07月23日(火) 22時47分
軽薄ですか(笑)
うう…ん。あのラストの二人が笑い合うシーンを遠藤の軽薄さと、取られては言い返す言葉はありませんね(笑)。人それぞれに感じることはその人にとって正しいと思えますから、グッキーさんが感じ取ったことに、あえて反発する気持ちはありません。

シチュエーションを変えて、劇団員のメンバーから、同様の質問がきたら作家として、演出としてどう説明するか。という視点からお話すると、以下の様になります。

まず、あのラストで二人が笑い合うシーンについて、なぜ遠藤が素直に笑えるのか。
それは、素直に”さおり”に会いたいと思ったから。かたくなに殻に閉じこもり脚本を書き続ける遠藤が、最後の方で”さおり”に心を開きます。二人が分かり合えたという時間を作っています。その後で”さおり”の正体を知り、そして、これから”さおり”と過ごす自分の人生があるとしたときに、素直に喜んだのではないでしょうか。その時、もしくは物語の中での遠藤は、”別れ”を強く意識はしていないのです。遠藤という男は、少なからず少年のような純粋さをもっている(はっきり言えば単純)様な男として描いているつもりです。そんな彼が、”さおり”の手紙で明示された自らの未来に対して、あのラストのわずかな時間で深く洞察することは、かえって不自然であり、くどくなると思いました。遠藤自身が、自らの生き方を深く考えていくのは、あのラスト以降の話しだと思っています。

又、なぜにハッピーエンドと思ったのでしょうか?笑うからでしょうか?演出によって色々な笑いはあると思います。そして、ハッピーエンドにはならない様な感覚で捕らえていたようですが、自分的には、遠藤は、自らの才能の無さを自覚している場面をつくっています。だとしたら、彼自身が改心する余地は十分にあることの含みは持たせたつもりです。

その反面、映画関係者の来訪という設定を埋め込むことで、遠藤自身が作家として大成していく未来もありかな。と伏線もはりました。

又、あのラストには、花*花の「さよなら大好きな人」のインストルメンタルを流しました。それは、自分の意図するところですが、それは必ずしも「別れの未来」を暗示するものではありません。手紙を書いたさおりとの別れとの解釈も出来ます。それはこれから出会うさおりとの幸せな人生があるから。という意味です。しかし、そのまま素直に「別れ」の意味とも取れる。と思っています。

ってな感じですか。色々書きましたが、どう受け止めるかは読み手、お客さんによります、ただ遠藤の人生がそれぞれの自分の生き方とダブル、そんな物語にしたつもりです。
この作品は自分的には2週間で書いた佳作です。しかし、最低限、脚本として恥ずかしくない物を書いたという自負はあります。ですのでこういう場でもきっちりと書かせてもらいました。
なんちゃって。こういうバトルは楽しいですね。削除
No.498 グッキーあんとくさん 2002年07月23日(火) 13時20分
選ぶなら選ぶで、そういった表現が欲しかったかな?

今のままだと、ある程度先の予測ができる(はずの)遠藤が考えも無しに手放しで喜んでいるようで、ものすごく軽薄に見えかねないかな?と。で、軽薄に見えてしまえば、そんな軽薄な男に未来は変えようがないという確信に変わってしまうんですね。
その確信からは、少なくとも私には、「はかなく悲しい未来」も、「違った未来」も見えてこない、残念ながら。
だから、「ハッピーエンド?なんで??」となったわけです。
もう少し、宮沢さんの意図する方向に導いても良かったのでは無いでしょうか?

なんか、否定的な文章になってしまいましたね、すいません。
ともかく、ラストだけ、遠藤が薄っぺらい人間になってしまったような感じで、勿体なく思いました。削除
No.496 宮沢裕司さん 2002年07月22日(月) 23時29分
ご感想ありがとうございます。
とってもうれしいです。

グッキーさんの疑問なのですが、自分としては、お客さんが選ぶラストでいいのかな。っていう思いがありました。
何が本当の幸せなのか、見る人によって違うと思うからです。
あのラストを悲劇の始まりと捕らえるか、その場合、ハッピーエンドに見えるあのやりとりが、より、はかなく悲しく思えてくると思ったのです。
又、色々な未来が存在するとして、あの場面からの未来は違ったベクトルを示していくと、ハッピーな未来があると信じる人がいてもいいと思えました。

悲劇とも思える未来であっても、奥さんの遠藤に対する思いと同じ思いを彼女は抱いていく訳ですし、それが一人の女性として、人としての成長を示しているつもりで書きました。

なんか、自分の作品を解説しているみたいになっちゃいましたね…
確かにあのラストは、アンケートでも疑問視するお客さんがいました。
んん…もっと違った書き方があったのかも、と思うと…難しいとこですね。削除
No.492 おもしろい グッキーあんとくさん 返信 2002年07月22日(月) 18時34分
以前、私の脚本を上演していただいた劇団さくら組さんの作品。

うわ、凄い脚本ではないですか。
こう言ってはなんですが、なぜ、私の脚本が選ばれたのか・・・(^^;

ただ、ラストに少々疑問が・・・ハッピーエンドっぽく終わっていますが、なぜに?
どう考えても、ハッピーエンドには思えないんです。
これからおこる未来を考えると、とても微笑ましく笑える状況では無いのじゃないかと・・・
それとも、「見えない決意の現れ」みたいなのがあって、私が読み込とれないだけ?削除

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