タイトルからして、もう少しやさぐれた話かと思いましたが。青春というか、酒の味が解り始める時期のお話だったんですね。私にもありましたよこういう時期が。ありゃあいいもんです。酒は大嫌いですが。
さて、会話のやりとりと小さな仕掛けが楽しい本です。キャラ設定も上手い。どちらかというと男性キャラの味付けが濃く、比較して女性キャラが薄く感じます。
中程までの盛り上がりがじんわりしていて少し辛い。後半の盛り上がりは秀逸なんですが。ラストスパートで一気に持っていかれました。あとは、出ハケが唐突に思えるのでト書きでの補足が欲しいです。
全体通して、音響さん泣かせっぽい芝居ですね。あたしゃ、このラジオが欲しくなりました。
では、暫く。
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